「マヤにもクラブにも好まれる解決策だ」吉田麻也がサンプドリアと2年契約を締結か「彼は完璧に馴染んでいる」

2020年08月05日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

本人も「より長い契約のほうが良い」

今年の1月に移籍したサンプドリアで不動のCBとしての地位を築いた吉田。(C) Getty Images

 トルコ移籍の噂も後を絶たない。だが、イタリア・メディアによると、吉田麻也とサンプドリアは2年の新契約を結ぶことに前向きだ。

 1月にサウサンプトンからサンプドリアにレンタル移籍した日本代表DFは、ロックダウン後の全試合に出場した。地元紙『Il Secolo XIX』によると、これにより、1年の契約延長オプションを手に入れたと伝えられている。

 だが、吉田とサンプドリアは新たに2年契約を結ぶか交渉中だ。クラブは年俸の負担を分散させることができ、吉田はより腰を落ち着けてカルチョへの挑戦を続けられる。

『Gazzetta dello Sport』紙は8月5日、吉田の今後について「シーズン途中にサウサンプトンから来たDFは、素晴らしい補強となった」と報じた。

「それだけではない。マヤはもう1年の契約の権利も満たした。だが、双方は2年契約の可能性を検討している。サンプにもマヤにも好まれる解決策だ。彼は完璧に馴染んでおり、(2年契約なら)より落ち着いてプレーできるだろう」
 
 本人も先日、サンプドリアの公式メディアで「クラブにとっても自分にとっても、より長い契約のほうが良い」と話している。イタリア語でインタビューに応じた吉田は「すべてがうまくいくことを願おう。様子を見よう。チャニン・チャニン(ジェノバ方言で『ゆっくり』)さ」と締めくくった。

 一方で、トルコのメディアが最近、サンプとの交渉がうまくいかなかった場合、吉田がベジクタシュに移籍する可能性があると報じたのも周知のとおりだ。

 セリエAでの経験が豊富な長友佑都からもイタリア語の出来を絶賛されるなど、加入からわずか半年ちょっとで「完璧に馴染んだ」と評される吉田は、イタリアでの挑戦を続けるのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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