「重大な決断は今日か…」超逸材ハベルツのチェルシー移籍が秒読みに!? レバークーゼン指揮官が合意を匂わす

2020年08月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

数あるメガクラブが高額の移籍金に二の足を踏むなか…

レバークーゼンで圧倒的なポテンシャルを見せつけたハベルツの獲得にチェルシーが迫っている。 (C) Getty Images

 来る新シーズンに向け、すでにハキム・ジィエフ(←アヤックス)、ティモ・ヴェルナー(←RBライプツィヒ)という人気銘柄を獲得したチェルシーは、さらにドイツの超逸材カイ・ハベルツまでも口説き落としそうだ。

 現地時間8月1日、ドイツ通信社『Deutschen Presse Agentur』によれば、ハベルツが所属するレバークーゼンの指揮官ペテル・ボシュは、「おそらく、重大な決断は今日、もしくは来週に訪れるかもしれない」とし、ハベルツ本人は合意に至ったとされるチェルシーへの移籍が迫っていることを匂わせた。

 今シーズンのハベルツのパフォーマンスは、まさにセンセーショナルだった。公式戦43試合に出場して17ゴール・9アシストという圧巻の結果を記録し、ブンデスリーガ屈指の攻撃的MFであることを証明してみせた。

 そんな21歳の超逸材に各国のメガクラブが獲得に乗り出したが、レアル・マドリー、バイエルン、リバプール、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンはレバークーゼンの要求額9000万ユーロ(約112億5000万円)の支払いに二の足を踏んでいる。そんななか、補強禁止処分を食らっていた昨夏に続き、そのペナルティーが解けた今冬も新戦力の獲得を見送り、潤沢な予算を持つチェルシーが8000万ユーロ(約100億円)+ボーナスのオファーを出し、一気に争奪戦のポールポジションに立ったとされる。
 
 チェルシーは、クラブのレジェンドで、現在はテクニカル・アドバイザーを務めているペテル・チェフが交渉に当たり、ハベルツ本人と5年契約で合意したと伝えられるなか、ボシュは『Deutschen Presse Agentur』にこうも語っている。

「私はよくカイと話をしている。それは本人のことを思ってだ。彼は日常的な移籍の噂など、様々なことに上手く対処している。私はカイが望んでいることを理解しているが、もちろん私が言うことではない。すべては彼次第だ」

 ボシュの発言からレバークーゼン側がオファーをのんだ可能性は小さくない。21歳の若武者が、ブルーのユニホームを纏う日が刻々と近づいているのは間違いなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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