「ミヨシが万全な状態であれと…」三好康児が“切り札”に? アントワープ指揮官が明かす

2020年07月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

C・ブルージュとのベルギー・カップ決勝を控え…

レコ監督は三好の“覚醒”に期待をかけているようだ。 (C)Getty Images

 ベルギー・リーグの2019-20シーズンは新型コロナウイルスの影響で打ち切りが決まり、三好康児が所属するアントワープは4位で終えた。

 新シーズンの開幕は現地時間8月8日から開始されるが、その前に延期されていた昨シーズン分のベルギー・カップ決勝が1日に行なわれる。それがクラブ・ブルージュ対アントワープの一戦だ。

 この一戦に向けて、現地紙『Het Nieuwsblad』はチームを率いるイバン・レコ監督が三好に期待を寄せていると報じた。

「強豪クラブ・ブルージュが昨シーズンの勢いのままの布陣で決勝に臨むのに対し、アントワープは多くの戦力を手放し、故障者を多く抱えている。アタッキングMFのアレクシス・デ・サールやサンデル・コープマンはケガで離脱。主将のファリス・ハルーンも未だ万全とは言えない。

 そんななかで、期待されているのが日本人アタッカーの存在だ。レコ監督は、コウジ・ミヨシが『万全な状態で試合を迎えて欲しい』と願っていると明かした。彼が本当に間に合うのかどうかは、現時点では五分五分だろう」

 三好は2019年夏、保有元の川崎フロンターレから買取オプション付きのレンタル移籍でアントワープに加入。デビュー戦のアンデルレヒト戦で決勝ゴールを決めるなど活躍の兆しを見せたが、シーズン半ばから負傷で戦列を外れた。

 最終的には14試合に出場したものの、ゴールはデビュー戦の1点のみだった。それでも、クラブからの評価は高く、2020年4月には買取オプションを行使した完全移籍が発表されている。

 果たして、23歳の若き日本人代表MFは監督の期待に応え、クラブのタイトル獲得に貢献できるだろうか。ベルギー・カップ決勝は8月1日(日本時間2日3時30分)にキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【写真】三好も最前列に! 2020-21シーズンのアントワープ集合カットはこちら

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