欧州制覇を狙うバイエルンに暗雲! 右SBパバールのCL出場が絶望的に

2020年07月29日 メガクラブ

右SBにはキミッヒの起用が濃厚に

入団1年目ながら公式戦46試合に出場し、国内2冠に貢献したパバール。左足首の故障により、8月に再開されるCL出場が絶望的となった。(C) Getty Images

 7年ぶりの欧州制覇を狙うバイエルンに大問題が発生した。
 
 フランス代表DFのバンジャマン・パバールが、故障によって8月に再開されるチャンピオンズ・リーグへの出場が絶望的となったのだ。
 
 パバールは、7月26日に行なわれたトレーニングで左足を負傷。バイエルンは同日に左足首の靭帯損傷と発表していた。その際、離脱期間については不明とされていたが、フランス紙『レキップ』によると、バイエルンのメディカルスタッフが4~6週間の離脱となることを明かしたようだ。
 
 これによってフランス代表DFは、8月8日に行なわれるラウンド・オブ16第2レグのチェルシー戦はもちろん、勝ち進んだとしても今季のチャンピオンズ・リーグ(CL)に出場するのは難しくなった。
 
 18年ワールドカップの優勝メンバーでもあるパバールは、昨夏にバイエルンに加入すると、すぐに右サイドバックの定位置を奪取。ここまで公式戦46試合に出場し、ブンデスリーガとDFBカップの国内2冠に大きく貢献していた。
 
 同ポジションには今年1月にレアル・マドリーからレンタルで加入したアルバロ・オドリオソラが控えているが、ハンジ・フリック監督の期待に応えられておらず、リーグ戦の出場は3試合に留まった。
 
 そのため、今シーズンは主にセントラルMFとしてプレーしていたヨシュア・キミッヒの起用が予想される。
 
 キミッヒはいまや、バイエルンの中盤の要とも言える存在なだけに、このポジション変更がどういった影響を及ぼすのか。バイエルンのCL制覇にとって大きなカギとなりそうだ。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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