「時間の無駄」「敬意を払え」イカルディがユーベ優勝に“いいね”で古巣インテルファンが憤慨!

2020年07月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

かつての主将にインテリスタは不快感

インテルではゴラッソを連発してきたイカルディだったが、今や古巣ファンからは目の敵にされている。 (C) Getty Images

 元アルゼンチン代表FWが宿敵の偉業に何気なく押した「いいね」が、波紋を広げている。

 現地時間7月26日、ユベントスがスクデット獲得を決めた。OBのアントニオ・コンテが新たに監督となったインテルらを退け、前人未到の9連覇を達成したのだ。

 歴史的偉業を受け、負傷で長期離脱したジョルジョ・キエッリーニに代わり、実質的に今シーズンのキャプテンを務めたレオナルド・ボヌッチは、自身のインスタグラムで、「僕が獲得したなかで最高のスクデットだ」と喜んだ。

 このイタリア代表DFの投稿があらぬ形で話題となった。イタリア紙『Corriere dello Sport』によると、ボヌッチの投稿に、パリ・サンジェルマンのマウロ・イカルディが「いいね」をしたことにインテリスタたちがSNSで不快感を表しているという。

 インテルでキャプテンを務めていたイカルディは、昨シーズン途中にクラブと対立。一時は負傷による試合欠場がボイコットも騒がれ、昨夏にパリSGへ買い取りオプション付きの期限付きで移籍した。
 
 イタリア時代、そしてパリに移ってからも、たびたびユベントス移籍が噂されている元アルゼンチン代表FWだけに、インテリスタは不快感をあらわにしている。同紙の記事によれば、SNSでは以下のようなコメントが寄せられた。

「月並みな選手のこんなヤツには何も期待しない」
「彼がクラブとチームメートに敬意を払ったことなんてないだろ」
「ユニホームを着ることを拒んだんだぞ。そんなやつに何を期待する?」
「強い気質のない、劣った無名の人間のために時間や忍耐を無駄にすることはないさ。彼が表すのが過去で良かった。オレたちは自分たちの道、成功に満ちたバラ色の未来を考えよう」

 今夏にパリSGが買い取りに踏み切ったことで、完全にインテルから離れることが決定しているイカルディ。かつてはクラブの顔だったが、現在の両者の関係性にその面影はない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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