「CLよりうれしい」ジダンが209試合で11個目のタイトルを獲得!会長&主将も絶賛「唯一無二の監督だ」

2020年07月17日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「プロとして最高の日のひとつだ」

ジダン監督(左)の手腕をS・ラモス(右)も絶賛した。(C) Getty Images

 チャンピオンズ・リーグ(CL)で前人未到の3連覇という偉業を成し遂げていても、宿敵を上回ってのラ・リーガ優勝は格別だという。

 レアル・マドリーは7月16日、リーガ第37節でビジャレアルにホームで2-1と勝利し、3年ぶり34回目の優勝を決めた。ジネディーヌ・ジダン監督は、欧州を制覇した時よりも感動的だと話している。

 米スポーツチャンネル『ESPN』によると、マドリー指揮官として2度目のリーグタイトルを手にしたジダンは、『Movistar』で「CLはCLだが、リーガのほうがうれしい」と述べた。

「素晴らしい気分だよ。選手たちが素晴らしいことをやってきてくれたからね。言葉がない。とても感情的になっているからだ」

 ジダンは「我々はベストだった。もっとも多くのポイントを手にしたのだからね。それがすべてだ。わたしにとって、プロとして最高の日のひとつだよ」と喜んだ。

「このために戦ってきたのは、選手たちだ。わたしの役割もあったことは本当だが、選手たちが自分たちのやっていることを信じたんだよ」

 フロレンティーノ・ペレス会長も「天からの恵みだ」と、このフランス人指揮官を絶賛した。

「彼が長くわれわれと続けてくれることを願うよ。そうすれば、われわれはトロフィーを獲得し続ける」
 
 また、主将のセルヒオ・ラモスは「彼が鍵だ。けん引し、違いをつくる船長だよ」と、ジダンに賛辞を寄せている。

「彼はずっと選手たちを信頼してくれた。すべての監督が当たり前にしてくれることじゃない。そして僕たちは彼と彼の仕事を信じている。彼が長く続けてくれることを願おう。唯一無二の監督だ」

 スペイン紙『Marca』によると、ジダンはマドリー監督として209試合で11のトロフィーを獲得した。単純計算で、19試合おきにタイトルをひとつ手中にしている計算となる。まさに唯一無二だ。

 ジダンの指揮で、マドリーはさらにタイトルを手にしていくのだろうか。8月には、ラウンド・オブ16第2レグでマンチェスター・シティと対戦する"得意の"CLが待っている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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