「クソほど見てない!」「なんのためのVARだよ」リバプールDFが主審に吐いた赤裸々すぎる発言が話題に

2020年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

ジャッジに怒りが爆発して…

ドローゲームの後に主審に詰め寄ったロバートソン(26番)が放った発言が話題を呼んでいる。 (C) Getty Images

 ビデオ判定、いわゆる「VAR」が導入されるようになった昨今のサッカー界では、より正確なジャッジが下されるようになった。今までに見逃されてきた際どいプレーがリプレー映像で検証され、試合を決定づける判定も増えた。

 だが一方で、最終的な裁定や再確認の必要性を、モニタリングしている審判員ではなく主審が下すことから、不満を募らせる選手やスタッフも少なくない。リバプールに所属するスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンもその一人だ。

 現地時間7月11日に開催されたプレミアリーグ第35節で、バーンリーを本拠地アンフィールドで迎え撃ったリバプールだったが、1-1のドローで決着。ホームでの連勝記録も「24」でストップした。

 この一戦で先制ゴールを決めながらも、自身が敵エリア内で倒されたシーンなどを見逃され、ジャッジにフラストレーションを溜め込んでいたロバートソンは、試合終了直後に怒りが爆発。デイビッド・クート主審に対してFワードを用いた次の厳しい言葉を投げかけたのだ。
 
「あんたら、クソほどなんも見てないな」

「最後のシーンなんて何も見てなかったろ! クソッタレ! なんのためのVARだよ。なんの意味もないじゃん。なぁ、正直に言ってくれよ」

 ともすれば、処分の対象になりかねない辛辣なセリフを浴びせたロバートソン。だが、この件に関して「驚きの発言だ」と見出しを打った英紙『The Sun』によれば、デイビット・クート主審と第4審判がFA(イングランド・サッカー協会)に提出したレポートには暴言についての記述がなく「スコットランド代表は処分を免れた」という。

 過密スケジュールの中での選手起用を強いられているリバプール。それだけにロバートソンが暴言を吐いた瞬間が"VAR判定"でチェックされなかったのは、不幸中の幸いと言えるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ【動画】ロバートソンが激怒したリバプール×バーンリーのハイライトはこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事