【横浜FC】「選手たちの表情を見て…」下平監督が語る“勝点1”の手応え

2020年07月12日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「勝てたんじゃないかって思わせるようなゲーム」

先制しながらも勝ち切れなかったが、下平監督は選手たちの戦いぶりを「ポジティブに捉えている」と語る。写真:山崎賢人

[J1第4節]横浜FC1-1仙台/7月12日/ニッパツ

 前節の柏戦で今季初勝利を挙げた横浜FCは、今節はホームで仙台を相手に1-1の引き分け。38分に一美のゴールで幸先良く先制したが、57分に失点。その後はやや劣勢を強いられたものの、粘り強く守り切り、また2点目を奪うチャンスもあった。連勝は飾れなかったとはいえ、悪くないドローだったはずだ。

 それは、下平監督のコメントからもうかがえる。

「選手たちが引き上げてきた表情を見て、勝点1で満足している選手は当然いなくて、勝点3を取れなかった悔しさのほうがかなり強かった。J1のチームを相手に、勝てたんじゃないかって思わせるようなゲームをできたことはポジティブに捉えている」

 13年ぶりのJ1を戦う今季、ここまで4試合を終えて、1勝2分1敗の成績。試合を重ねるごとに、選手たちが着実に自信を深めているのは間違いなく、今後のさらなる躍進が楽しみだ。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【J1第4節PHOTO】横浜FC1-1仙台|一美が今季2得点目にA・ゲデスがJ初ゴールも互いに次の得点が奪えずドロー決着
 
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