「本当に42歳?」「偉大なナンバーワン」「聖人だ」神セーブ連発のブッフォンに賞賛続々!

2020年06月18日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

少なくとも3本のビッグセーブ。

コッパ・イタリア決勝でスーパーセーブを連発したブッフォン。(C)Getty Images

 現地時間6月17日のコッパ・イタリア決勝で、ユベントスはナポリにPK戦の末に敗れた(90分間が0-0、PK戦が2-4)。
 
 しかし、ユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォンはスーパーセーブを連発し、改めて健在ぶりを示していた。40分にディエゴ・デンメの股を狙われた至近距離シュートを弾けば、41分にはロレンツィオ・インシーニェのミドルシュートを横っ飛びでセーブ。さらに92分には、ニコラ・マクシモビッチのヘディング、エリフ・エルマスの押し込みシュートを立て続けに防いだ。
 
 いずれもゴールを割られても不思議はない際どいシュートで、とても42歳とは思えない神がかり的なセービング。全盛期に「世界最強の守護神」と謳われた実力は、やはり伊達ではない。
 
 複数の現地メディアは両チーム最高の採点「7.5」を付け、「IDカード(年齢)は関係ない。彼のグローブが決勝を盛り上げた」、「ほぼ無敵だった」と賞賛。アレッサンドロ・デル・ピエロが「異常なセービング」、ルカ・トーニが「最高で別格だった」と語るなど、テレビ解説を務めた元チームメイトからも絶賛された。
 
 また、優勝したナポリのアレックス・メレトも、19個も歳が離れたイタリア代表の大先輩を感嘆した様子だった。試合後、国営放送『RAI』のインタビューでこう語った。
 
「ジジ(ブッフォンの愛称)は今も偉大なナンバーワンだ。今日はそれを証明したね。3~4個の難しいシュートを防いだ。自分のアイドルと対戦できるなんて光栄だし、何よりもすごく幸せだ」
 
 さらにSNSでも、サッカーファンから賞賛の声が
 
「本当に42歳?」
「ジジがいなかったらユベントスは0-3で負けていたな」
「42歳であのセーブはもはや聖人」
「最後のセーブがなかったらPK戦にすらいけなかった」
「間違いなく今日のマン・オブ・ザ・マッチ」
「今でも最高クラス」
「まだまだ決定的。史上最高のGKだ」
「レジェンドはやっぱり違う」
「神の中の神だ」
 
 現在のユベントスではヴォイチェフ・シュチェスニーに次ぐ2番手の位置付けであるブッフォンだが、実力はやはり折り紙付き。昨年12月のサンプドリア戦ではパオロ・マルディーニが持つセリエA最多出場記録(647試合)に並んでおり、6月20日のセリエA再開後はその新レコード達成にも期待がかかる。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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