【C大阪】充実の内容で宮崎2次キャンプがスタート!

2015年02月10日 サッカーダイジェスト編集部

初日からさっそく戦術練習を実施。

J1昇格へ「結果を残せる選手になりたい」と語った扇原。今季はどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 和歌山での1次キャンプを終えたC大阪は、2日間のオフを挟み、2月9日から宮崎市内で2次キャンプをスタートさせた。
 
 多くのファンが見守るなか、ボールを使ったウォーミングアップやコンビネーションを織り交ぜたパス練習に続き、さっそく攻撃と守備に分かれたハーフコートでの戦術練習を実施。主に組織的な守備の動き方などを入念にチェックした。
 
 攻撃陣では新助っ人のパブロらが躍動感溢れるプレーを披露。オフに去就が注目されたフォルランも、元気な姿で質の高いキックを連発していた。
 
 タッチ数を制限した狭いスペースでの11対11のゲームでは、局面ごとに選手たちから大きな声で指示が飛ぶ。キャンプ初日から雰囲気の良さと意気込みが感じられる密度の濃い練習内容で、パウロ・アウトゥオリ新監督も熱のこもった指導を見せていた。
「宮崎では戦術(練習)とか練習試合が入ってくるので、チームとしてしっかり仕上げていきたい」と語る扇原は、失点が多かった昨季の課題を踏まえて、「ポジショニングなど細かな部分を修正していかないといけない」と表情を引き締める。
 
 さらに、「J1に上がるためには点を取らないと勝てない。自分もゴールやアシストなど、結果を残せる選手になっていきたい」と個人としての目標も口にした。
 
 宮崎キャンプは今月21日まで行なわれ、横浜FC、群馬、松本、岡山などとのトレーニングマッチが予定されている。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
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