AFC（アジア・サッカー連盟）の公式サイトがファン投票を募っている。

　今回はラ・リーガで「もっとも偉大なアジア人プレーヤー」は誰か。同サイトは古今東西のスター選手から６名の候補者を選出し、そこに日本代表MF乾貴士（エイバル）の名も加えられた。

　2015年夏にフランクフルトからエイバルへ移籍。ベティス、アラベスでのプレーを経て昨年夏にふたたび活躍の場をエイバルに戻した。同サイトは「日本とドイツで自己を確立したイヌイは、小さいが野心溢れるエイバルに加わった。クラブにとって初のアジア人選手となっただけでなく、左サイドを根城に異彩を放ち、コンスタントに結果を叩き出したのだ」と称賛する。

　そしてやはり2017－18シーズン、敵地カンプ・ノウで行なわれたバルセロナ戦での鮮烈２ゴールに言及。「バルセロナからゴールを決めた初めての日本人選手だ。そのシーズンはほぼ全試合に出場して、エイバルをベストシーズンへと導いた」と持ち上げている。

 

　そのほかの候補者は、元イラン代表の長身ボランチであるジャバド・ネクナム、戦前のバルセロナで活躍したフィリピン出身のパウリーノ・アルカンタラ、現在エスパニョールに籍を置く中国代表FWウー・レイ、元オーストラリア代表のFWジョン・アロイージ、そして元イラン代表のチャンスメーカー、マスド・ショジャエイの５選手だ。

　投票の締め切りは、日本時間の６月19日午前０時となっている。はたして乾はどれだけの支持を得られるだろうか──。ラ・リーガはいよいよ今週末に待望のリスタート。乾とエイバルの再開初戦は、現地日曜日のレアル・マドリー戦だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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