「彼はチームの“銀行”なんだ」シュツットガルト指揮官が遠藤航を絶賛! 専門誌も最高評価

2020年06月10日 サッカーダイジェスト編集部

引き分けのゲームで高評価&MOMに

『kicker』誌の採点で両チーム唯一の「2」を叩き出した遠藤。(C)Getty Images

 現地時間6月7日に行なわれたブンデスリーガ2部の第28節で、遠藤航が所属するシュツットガルトはオサスナブルックとホームで対戦。中盤の底で先発フル出場を果たした遠藤は、攻守にわたって奮闘したものの、試合はスコアレスドローに終わっている。

 ドイツのサッカー専門誌『kicker』は採点で、背番号3に両チーム唯一であり最高評価の「2」を与え、マン・オブ・ザ・マッチにも選出している(※ドイツ・メディアの採点は1が最高、6が最低)。

 昨夏に加入した遠藤は、11月24日に行なわれた第14節カールスルーエ戦で先発して以降、全試合でフル出場を続けている。その鉄人ぶりに、オサスナブルック戦後の記者会見で、ペッレグリーノ・マタラッツォ監督も称賛を送った。現地紙『echo24』が報じている。

「彼は少なくない仕事量を課せられているにもかかわらず、コンディションを維持して常に戦列にいてくれる。そのことに心から感謝している。数週間にわたってコンスタントにプレーし、局面ではクリアすべきところをクリアしてくれる。デュエルもできればインターセプトもでき、ゴールも狙っている。チームにとって彼は"銀行"のような存在なんだ。今の我々にとって最も重要な選手だ」

 監督から最上級の賛辞を贈られた遠藤がキーマンとなるシュツットガルトは次節、14日にアウェーでカールスルーエと対戦する。現在は自動昇格圏の2位(勝点52)につけているが、3位ハンブルクとの差はわずか2ポイントとなっている。

 ブンデスリーガ2部は残り4試合。目標の1部昇格のためにも、遠藤のさらなる奮闘に期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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