並み居る逸材を抑えて欧州5大リーグで堂々の2位! 英データ社が注目した久保建英の記録とは?

2020年06月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

久保よりも凄かったのは?

日進月歩で成長を遂げている久保のある記録が注目を浴びている。 (C)Mutsu FOTOGRAFIA

 ラ・リーガのマジョルカに所属する日本代表MF久保建英は、6月4日に19回目の誕生日を迎えた。

 昨夏にFC東京からスペイン・サッカー界が誇る"巨星"レアル・マドリーの一員となった久保。現在はレンタル先のマジョルカで研鑽を積む日々を送っているが、そのポテンシャルの高さに期待は膨らむばかりだ。

 そんな日本の至宝のバースデーを受け、様々なスポーツデータを取り扱う英国の『Opta』が興味深いデータを日本語版の自社ツイッターで発信した。2019-20シーズンの欧州5大リーグにおける20歳未満の選手のラストパス本数だ。

『Opta』によれば、久保は20本で全体2位となっており、ヤシンヌ・アドリ(19本/ボルドー)、カラム・ハドソン=オドイ(18本/チェルシー)、ヴィニシウス・ジュニオール(16本/レアル・マドリー)ら欧州でも指折りの実力を誇る逸材たちを上回っているという。
 
 一度はバックアッパーに降格しながらも2列目の定位置を奪い返し、ここまで公式戦25試合で3ゴール・3アシストを記録している久保。このデータは、いかにマジョルカで攻撃のキーマンとなっているかを証明するひとつの指標と言えるかもしれない。

 ちなみに、その日本のヤングスターを上回るラストパス本数を記録したのは、バイエルンに所属するカナダ代表の新鋭アルフォンソ・デイビスだ。

 先月26日に開催されたドルトムント(第28節/1-0)とのブンデスリーガ首位攻防戦では時速35.3kmを記録したことが話題となった19歳の超逸材は、久保よりも15本も多い35本を記録。左SBという事実を考えても驚異的な数字と言えるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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