【神戸】古橋、得点王&アシスト王を目指す!「コロナ対策」も抜かりなし

2020年06月04日 サッカーダイジェスト編集部

同僚の感染には「正直びっくりした」が

オンラインで取材に応じた古橋。再開に向けて意気込みを語った。画像はスクリーンショット

 ヴィッセル神戸の古橋亨梧が6月4日、オンラインで複数メディアの取材に応じた。

 5月25日にグループ別でのトレーニングが再開し、6月1日からは全体練習もスタート。約2か月ぶりのチーム全員での練習に古橋は「充実している。みんなでやるのが楽しい」と喜びを語る。

 7月4日の再開に向けて「100パーセントに持っていけるように上げていかないといけない。僕はFWなので、ゴールを決めるために色んな動きやシュートのパターンを練習で取り戻せたらと思っています」と意気込んでいる。

 中断前は公式戦4試合連続ゴール中と絶好調で、その勢いが削がれる形になってしまった。それでも特に気にかける様子はない。

「個人的にプレーには納得していなかったので、この期間で自分のプレーを見直しました。また、これから仲間たちとコンビネーションのイメージを合わせていければなと思っています。もちろん連続でゴールを決めるのはいいことですけど、どこかで絶対途切れてしまうので、その時に、ネガティブにならずにポジティブになることが大事。まずはチームが勝つことを優先して考えて行ければと思います」
 
 目指すはチームのタイトル、そして得点王&アシスト王だ。「過密日程になって連戦が続きますけど、このチームには素晴らしい選手がいっぱいいるので、どの選手が出ても勝てるサッカーができる自信があります。個人としては得点王を目指したいですし、アシストも1位を目指したい。チームとしてのアジアナンバーワンだったり、Jリーグのタイトルも取りたいので、そのために働ければと思います」と力強く宣言した。

 コロナ対策にも抜かりはない。名古屋で感染者が出たことを受けて「ちょっとしたことで感染してしまうリスクはあって、皆さんも怖い想いをしていると思う。でも一人ひとりが気を付けていれば広がらないと思う。かかってしまえばチームに迷惑がかかってしまうので、僕は対策を徹底していて、そこは大丈夫だという自信があります」と話す。

 3月には同僚の酒井高徳が入院するなど、実際にチーム内に感染者が出てしまったことも、古橋の危機感につながっている。「正直びっくりしました。一緒にプレーしていたので、まさかと思いました。でも絶対に注意はしていたと思う」と振り返り、「今は仕事や学校が始まっていますけど、みなさんが気を付けてやっていただければ感染もしないと思う」と呼び掛けた。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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