大迫勇也が屈辱の途中出場・途中交代…ブレーメンは10番の美弾でシャルケを下す

2020年05月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

トップ下でプレーするも…

後半頭から途中出場を果たした大迫だったが…。(C)Getty Images

 現地時間5月30日にブンデスリーガ第29節が行なわれ、大迫勇也が所属する17位のブレーメンは9位のシャルケとアウェーで対戦した。

 前節のボルシアMG戦で4試合ぶりに先発に名を連ね、記念すべきブンデスリーガ150試合出場を達成した大迫は、ベンチスタートとなった。

 序盤からペースを握ったブレーメンは32分、素早いカウンターを仕掛け、最後は右サイドから切れ込んだ10番のビッテンコートが左足を一閃。鮮やかなシュートを突き刺し、先制点を挙げる。

 そのまま1点リードで折り返したアウェーチームは、後半頭からゴールを決めたビテンコートに代えて、大迫を投入。トップ下に入った日本代表FWは、51分に敵MFマッケニーに激しいショルダーチャージを受け、顔をしかめてピッチに倒れ込む。状態が心配されたが、その後も問題なくプレーした。

 後半のとりわけ最初の25分はシャルケに押し込まれる展開となるも、拙攻にも助けられ、ブレーメンが虎の子の1点を死守。1-0で逃げ切り、2試合ぶりの白星をあげた。

 再開後の3試合を2勝1分けとしたブレーメンは勝点を25に伸ばし、このゲームの直後に王者バイエルンとの一戦が控える16位デュッセルドルフとの差を2ポイントに縮めた。

 大迫は88分にGKと1対1になるビッグチャンスを迎えながら、パスを選択。タイミングが合わず決定機を逃した。そして、この直後にまさかの途中交代。前線からのアグレッシブな守備では貢献したものの、悔しいゲームとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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