「勝利への道を切り開く」ドイツ初ゴールの遠藤航を現地メディアが高評価! サポーターからはMOMの声も

2020年05月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

上位対決でに大逆転劇の立役者に

中断を挟んで15試合連続で先発出場している遠藤(左)。(C)Getty Images

 現地時間5月28日に行なわれたブンデスリーガ2部の第28節ハンブルク戦で活躍したシュツットガルトの遠藤航に、称賛の声が上がっている。

 3位のシュツットガルトが2位のハンブルクをホームに迎えた、1部昇格を懸けた対決に先発した遠藤は、移籍後初ゴールをゲット。3-2の勝利の立役者となった。

 中断前から4試合連続未勝利のシュツットガルトは、この試合も2点を追う苦しい展開となる。だが、47分にセットプレーから遠藤が反撃の狼煙をあげるヘッド弾。これで息を吹き返すと、60分にニコラス・ゴンザレス、90+2分にゴンサロ・カストロがゴールを決め、劇的な逆転勝利を飾っている。
 
 劣勢だったチームを奮い立たせる一撃を見舞った日本代表MFに、現地紙『BILD』は「シュツットガルトが復活するゴール」と称え、専門誌『kciker』も「遠藤のヘディングシュートがネットを揺らし、反撃を狼煙をあげた」と伝えた。

 また、現地紙『Stuttgarter Nachrichten』は「勝利への道を切り開く。1失点目の原因となったボールロストはいただけないが、要所で1対1にも勝利し、献身的に尽くした」と評している。

 シュツットガルトはこの勝利で、ハンブルクを抜いて自動昇格圏の単独2位に浮上。遠藤も自身のSNSで「ハンブルクとの上位対決、前半0-2で折り返しましたが後半3点取り勝つことが出来ました!これで2位浮上!」と喜びを爆発させている。

 また、地元のサポーターからは「大事な初ゴールおめでとう」、「君は正確無比なマシーンのようだ」、「素晴らしい仕事ぶりと善戦!」、「この試合のMOMだったよ」、「君のヒートマップを見たけどクレイジーだ!最高」などの激励が集まった。

 31日にはアウェーのディナモ・ドレスデン戦を控える。不動のアンカーの攻守に渡る遠活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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