ラ・リーガのマジョルカに所属する元韓国代表MFキ・ソンヨンは、共闘する日本代表MFの久保建英に衝撃を受けたようだ。

　現在31歳のキ・ソンヨンは、アジアでも屈指の実力者だ。2009年にセルティックへ移籍して欧州挑戦をして以来、スウォンジー、サンダーランド、ニューカッスルと渡り歩いてきた。

　今年１月にニューカッスルとの契約を解消してフリーとなり、マーケットがクローズした後の２月24日にマジョルカとシーズン終了までの契約を締結した男の目に、日本の至宝は輝いて映ったようだ。

　現地時間５月28日に、同じく元韓国代表MFのク・ジャチョル（現アル・ガラファ）の「YouTube」チャンネル「シューティングスター」に登場したキ・ソンヨンは、久保について、「年齢を聞いて驚いたよ。彼はまだ18歳だったんだ。それなのに本当に上手い」と率直な想いを口にした。

　昨夏にFC東京から名門レアル・マドリーへ完全移籍し、マジョルカへ１年間の期限付きで加入したレフティーは、ラ・リーガ挑戦１年目ながら24試合で３ゴール・２アシストと上々の結果を残している。
 

　そんなティーンエージャーと自身の18歳の時を比較したキ・ソンヨンは、こうも漏らしている。

「あんな上手いのに18歳だなんて……。僕は18歳の時に何をしていたのか分からないよ（笑）。イ・ガンインと同じ左利きだけど、クボは右でも巧いんだ。僕が思うに二人の今後はかなり興味深いよ」

　欧州で11年間に渡って戦い続けているアジア・サッカー界の名手から太鼓判を押された久保。その将来に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部