１年でのJ１復帰を目指すC大阪の和歌山・串本町での１次キャンプが２月２日にスタートした。
 
　初日には、昨季右膝を手術し、シーズン後半戦を棒に振った山口らが元気な姿を見せ、ミニゲームなどで汗を流した。今季は玉田、関口、茂庭と15人の新戦力が加入。パウロ・アウトゥオリ新監督のもと、この１次キャンプから本格的なチーム作りに着手する。
 
　また、２月１日に再来日し、合流が遅れていたフォルランも３日のトレーニングに登場。昨季はチームトップの７ゴールを挙げるも、シーズン後半には出場機会を得られず、オフには母国ウルグアイやイングランド・プレミアリーグのクラブなど、さまざまな移籍話が噂された。
 
　しかしどれも契約には至らず、２日には正式にC大阪との７月31日までの半年間の契約延長が決定。「自分にできることはゴールを取ることなので、それにこだわってプレーし、J１に戻るために全力を尽くします」と意気込みを語り、チームの昇格を目指し気持ちを新たにした。