【横浜】レンタル復帰の天野純。背番号は移籍前の10番ではなく39番。理由は?

2020年05月28日 サッカーダイジェスト編集部

「F・マリノスの10番は“軽く”ないんで」

レンタル復帰した天野は、移籍前の10番ではなく「感謝の意味をこめて」39番を背負うことに。(C)SOCCER DIGEST

 5月28日に緊急開催された横浜F・マリノスの「You Tube Live」で、ベルギーのロケレンから小池龍太とともに天野純の加入が発表された。同番組では事前にシークレットゲスト2名の参加が知らされていたが、そのふたりが天野と小池で、You Tubeでの"サプライズ発表"となった。

 小池は完全移籍でトリコロールの一員になった一方、昨夏にレンタルでベルギーに渡っていた天野は古巣復帰となった。移籍前は伝統の10番を背負っていた天野だが、今回は39番を背負うことに。司会者から新背番号を聞かれた天野は「サンキューです」と明かした後、その理由について次のように答えた。

「こういう難しい状況で受け入れてくれたF・マリノスへの感謝の意味をこめて。(10番については)こういう形で帰ってきたし、ステップアップして、もっと活躍して帰ってきたら、付ける権利はあると思うけど。そんなにF・マリノスの10番は"軽く"ないんで」

 天野自身は初の海外挑戦で思うような活躍ができなかったと考え、重みのあるナンバーを背負う資格は今の自分にはないと判断。そして、新型コロナウイルスの影響でリーグも中断中と、日本サッカー界が困難な状況に直面しているにもかかわらず、自分を迎え入れてくれたクラブに感謝し、39番を選んだ。

 気持ちも新たに、古巣で再出発を図る。リーグ連覇とアジア初制覇を目指すチームに歓喜の瞬間をもたらすことができれば、その背中に10番が復活するはずだ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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