今季5点目を決めた原口元気、現地採点で驚異の「8点台」をマーク!MOMにも選出

2020年05月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

タックル数も両チーム最多

約2か月半ぶりのゲームで躍動した原口。(C)Getty Images

 現地時間5月23日に行なわれたブンデスリーガ2部の第27節で、眩い輝きを放ったのがハノーファーの原口元気だ。

 対戦相手に新型コロナウイルスの感染者が出たため、リーグ再開節だった先週の試合が中止。このオスナブリュックとのアウェー戦が、約2か月半ぶりのゲームだったにもかかわらず、日本代表MFはエンジン全開で躍動する。

 1-2と1点ビハインドで迎えた75分には、エリア内で右サイドから抜け出したところを倒され、PKを獲得。マルビン・ドゥクシュの同点ゴールを演出する。さらに、その5分後に再びドゥクシュのゴールで逆転して迎えた、85分だった。

 中盤からするするとドリブルで持ち上がった背番号10が、右足でシュート。これがDFの股を抜けてゴール右下に決まり、勝負を決定づける4点目を奪ってみせた。
 
 2点に絡んだ原口は、様々なスタッツを算出している欧州のデータサイト『Whoscored.com』のレーティングで、両チーム最高の「8.11点」をマーク。同サイトが選ぶマン・オブ・ザ・マッチにも輝いた。8点台はこのサムライ戦士だけだった。

 このレーティングは印象点ではなく、様々なスタッツから算出されており、6.5点が及第点といったところ。新聞社などの採点に比べて高くなる傾向にあるとはいえ、8点台は簡単に出せる数字ではない。ゴールはもちろん、両軍最多の4タックルなども加味されたようだ。

 再開初戦で、幸先よく今シーズン5点目を決め、攻守に奮闘した原口。次節のカールスルーエ戦での活躍に期待が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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