「せがれを愛していなかった…」トルコ人DFが5歳息子を“コロナ偽装”で殺害。恐ろしい手口とは?

2020年05月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

死亡翌日に埋葬されたが…

セブヘルはかつて、ブルサスポル(昨シーズンに2部に降格)のアカセミーにも在籍していた。(C) Getty Images

 あまりにショッキングな事件が起こってしまった。
 
 トルコの1部リーグでプレー経験があり、現在はアマチュアリーグでプレーするセブヘル・トクタシュが、5歳の息子の殺害を自白したという。現地メディアの情報として英紙『The SUN』などが報じている。
 
 記事によると、セブヘルは4月23日、高熱と呼吸に異常があった5歳の息子カシムくんを、トルコ北西部のブルサにあるドルツェリク小児病院に連れて行った。新型コロナウイルスの可能性があるため、息子とともに隔離されたという。
 
 2人きりになったところで、15分間も枕を顔に押し当てて窒息させた後、「容態が急変した」と医師を呼んだようだ。カシムくんは集中治療室に運ばれたものの、2時間後に息を引きとったという。呼吸困難はコロナウイルスの典型的な症状のため、その場では疑いがかからず、遺体は翌日に埋葬されている。
 
 しかし、罪の意識に耐えられなかったのか、32歳のDFは11日後の5月4日に警察に出頭して犯行を自白。動機について、「息子を愛していなかった」と告白し、「精神的な問題はない」と話しているという。
 
 犯行後、自身のツイッターで、カシムくんのお墓の様子や、水をあげる兄の姿を投稿していたセブヘル。いったいどんな心境だったのだろうかーー。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】犯行を自白したセブヘルと殺害された息子のカシムくん

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