【直近5年のJ1通算パス数TOP10】川崎勢が上位独占!名古屋からもランクイン!“2大勢力”に割って入ったのは…

2020年05月12日 サッカーダイジェスト編集部

大島は1試合平均で、1位の中村を凌ぐ

トップは中村(左から2番目)。同じく80年生まれの遠藤(左から3番目)も4位に。(C)SOCCER DIGEST

 近年でもっともパスを捌いたのは誰か。
 2016年シーズンから今季の開幕戦まで直近5シーズンのパス数トップ10を検証してみた。

【2016~2020年シーズンの通算パス数ランキング】
1位
中村憲剛(川崎)
9076本(1試合平均78.2本)
116試合出場

2位
谷口彰悟(川崎)
8621本(1試合平均64.8本)
133試合出場

3位
大島僚太(川崎)
8480本(1試合平均86.5本)
98試合出場

4位
遠藤保仁(G大阪)
8377本(1試合平均65.4本)
128試合出場

5位
エドゥアルド・ネット(元名古屋)
8225本(1試合平均82.3本)
100試合出場

6位
車屋紳太郎(川崎)
7349本(1試合平均60.2本)
122試合出場

7位
中谷進之介(名古屋)
7138本(1試合平均59.5本)
120試合出場

8位
槙野智章(浦和)
7134本(1試合平均56.6本)
126試合出場

9位
青山敏弘(広島)
6993本(1試合平均64.8本)
108試合出場

10位
家長昭博(川崎)
6479本(1試合平均61.1本)
106試合出場

※在籍チームが変わった選手は合算
 
 上位3位を占めたのは川崎勢で、また5位にはE・ネット、7位には中谷と名古屋勢もランクイン。いずれも風間八宏体制(12~16年は川崎、17~19年9月は名古屋を指揮)でパスサッカーを志向したチームで、その影響が顕著に表われている。

 1位は川崎のバンディエラ中村。過去5年の通算アシスト数(31回)でもリーグトップだった司令塔は、パス数でも圧巻の9000本超えと改めて非凡な実力を示した。

 2位にはビルドアップが巧みなCB谷口、3位には中村とともにゲームメイクを担う大島が入った。大島は1試合平均で、86.5本と中村を凌ぐ数字を残している。

 川崎&名古屋勢に割って入ったのがG大阪の遠藤。楢崎正剛と並びリーグ最多タイの631試合出場を誇る国内屈指のレジスタは、40歳となった今なおチームの軸であることが分かる。

構成●サッカーダイジェスト編集部
データ提供●データスタジアム株式会社

【画像】中村も選出!現役選手、解説者、タレントたちが厳選! Jリーグ歴代ベストイレブン
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事