FC東京が差別・誹謗中傷の発言に“NO‼”。「重要なのは受け手がどのように感じたか」

2020年05月02日 Jリーグ

断固たる決意表明

選手への差別・誹謗中傷についての発言は許されない行為だ。写真:サッカーダイジェスト

 2020年5月2日、FC東京がSNSで特定選手への差別や誹謗中傷に当たる発言が散見されているとして「公式声明」を発表。「ファン・サポーターのみなさまへ」と題したお知らせには次のメッセージが掲載されている。

「Jリーグ統一禁止事項にある『人種、肌の色、性別、言語、宗教、政治または出自等に関する差別的あるいは侮辱的な発言または行為をすること。』を踏まえ、FC東京としましては、2014年9月に『FAIR SUPPORT FOR ALL BY ALL』のメッセージを発信し差別や挑発・迷惑行為の根絶に取り組んでおります。

 どのような発言や行為が侮辱にあたり差別的であるかということに関しては、さまざまな受け止め方があると思います。しかし大切なことは、その行為を行った側がどういう考えに基づいていたのかということではなく、受け手がどのように感じたかということが重要であり、当クラブではそのような侮辱的、差別的(と受け止められる)発言や行為を絶対に認めません。

 ファン・サポーターのみなさまにおかれましても、以上の考え方を何卒ご理解いただき、今後とも熱いご声援を賜りますようお願い申し上げます。」

 差別・誹謗中傷は絶対に許されない。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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