「正しい模範を示せなかった…」トッテナムでまたもコロナ規則違反! 屋外トレ動画を投稿した2選手に非難殺到で陳謝へ

2020年04月22日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

指揮官の規則違反に続き…

政府の方針に反する屋外トレーニングが明るみとなったオーリエ(左)とシソコ(右)。 (C)Getty Images

 政府のガイドラインに反したトレーニングでジョゼ・モウリーニョ監督が釈明することになったのは、2週間ほど前のことだ。

 トッテナムのセルジュ・オーリエとムサ・シソコは、新型コロナウイルス感染予防対策に反したトレーニングをしている動画を公開し、謝罪することになった。英公共放送『BBC』が報じている。

 オーリエは自身のソーシャルメディアで、シソコと屋外で練習している様子の動画を公開。マスクをしながら走ったり、近くで座っている様子が映されている。イギリス政府のガイドラインでは、運動は単独ないし同居する人間とだけとなっている。

 この動画が問題となったのは言うまでもない。非難された動画を削除したうえで、オーリエとシソコは「ここで正しい模範を示せなかったことを謝罪したい」と陳謝した。

「プロサッカー選手として、自分たちにはロールモデルとしての責任があると分かっている。特に世界中の全員が直面している、先行き不透明な時期はなおさらだ」

 ふたりは「このパンデミックの間に失われる命の数を最小限とするために、我々全員が政府の助言を遵守しなければならない」と続けている。

「今の国民保健サービス(NHS)職員のたゆまない仕事には、感謝してもしきれない。彼らの努力に対する支援を示すために、我々ふたりで寄付をすることにした」

 トッテナムはモウリーニョがタンギ・ヌドンベレと屋外でトレーニングしていたことや、ライアン・セセニョンとダビンソン・サンチェスが並んで走っていたことなど、ロックダウン中のトレーニングに関しての問題が相次いでいる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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