イニエスタやペップは何位?英紙が「バルサの下部組織出身プレーヤーTOP25」を発表!

2020年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

バルサではトップデビューできなかったイカルディもランクイン

(左から)いずれもバルサのカンテラで育ったプジョール、シャビ、メッシ、イニエスタ、グアルディオラ。(C) Getty Images

 バルセロナといえば、「ラ・マシア」と呼ばれる下部組織出身の選手が、チームの主軸を担ってきたことで知られている。自身もそのひとりであるジョゼップ・グアルディオラ監督時代には、ピッチ上の11人全員がカンテラーノ(下部組織出身者)という試合もあった。

 育成年代からトップチームと同じパスサッカーを叩き込み、バルサスタイルにマッチする選手を育てていく――。近年はやや薄れてきているとはいえ、それがこのクラブのアイデンティティだ。

 英紙『The SUN』は4月17日、そんなバルサの「ラ・マシア」出身者のランキングを作成。TOP25を発表している。うち上位10人を紹介しよう。

 10位はペドロ・ロドリゲス(現チェルシー)。2004年に17歳で加入し、グアルディオラ監督の下で、主力へと成長した。09-10シーズンには、1チームで1シーズンの間に6つの異なるコンペティションでゴールを決めるという史上初の快挙を成し遂げている。

 9位は、バルサではデビューを果たせなかったマウロ・イカルディ(現パリ・サンジェルマン)だ。11年にレンタルに出されたサンプドリアに買い取られてブレイクし、インテルで2度のセリエA得点王に輝くなど、一線級のストライカーに成長した。

 現在でもDFリーダーを担うジェラール・ピケは8位にランクイン。一度はマンチェスター・ユナイテッドに移籍したが、08年夏に復帰し、瞬く間に最終ラインに不可欠な存在となった。

 そのピケやリオネル・メッシとカンテラのチームメイトで、03年にアーセナルに青田買いされたセスクは6位。名門ガナーズでキャプテンを務めるまでに成長し、11年夏にバルセロナに復帰したが、3シーズンでチェルシーへ去った。

 7位はグアルディオラ監督に見出されて、不動のアンカーとなったセルヒオ・ブスケッツ。ツボを抑えた守備と淀みのないパスワークで、"替えのきかない存在"として長年に渡ってチームを支えてきた。

 08年にそのブスケッツをトップ昇格させたペップが5位。いまや稀代の名将となったが、現役時代はヨハン・クライフ監督の下で中盤の底に君臨し、パスサッカーの文字通り司令塔を担った。

 そのグアルディオ→ルイス・エンリケと受け継がれた伝統の腕章を受け継いだ"闘将"カルレス・プジョールが4位。テクニックよりも気持ちを前面に出す、ある意味で"バルサらしくない"右SB兼CBは、ファンからの人気も絶大だった。

【PHOTO】メッシ、イニエスタ、ペップ…英紙が選定した「バルセロナの下部組織出身プレーヤーTOP25」を一挙紹介!
 

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