守護神ノイアーがバイエルンへ不信感? 条件で折り合いがつかず、契約延長交渉が難航

2020年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「信頼関係は揺らいでいる」

現在34歳のノイアー。来季限りでバイエルンを離れる可能性も。 (C) Getty Images

 ドイツ代表の守護神マヌエル・ノイアーは、バイエルンとの契約延長交渉が停滞しているようだ。ドイツ誌『kicker』が報じている。

 ノイアーの契約は2021年6月末までとなっており、クラブは契約延長を打診。本人も交渉に前向きだと報じられていた。

 しかし、条件面で折り合いがつかず、交渉は停滞しているようだ。同誌によれば、バイエルンは2023年までの延長を提示したが、ノイアーは2025年までを希望。さらに、年俸でも折り合いがつかず、クラブ側は「これ以上ないレベルの年俸を提示した」という認識だったが、実際は守護神が希望する年俸2000ユーロ(約25億円)には届かない金額だったという。

 さらに、ノイアーは交渉内容を公にされたことに不快感を抱いており、「クラブとの信頼関係は揺らいでいる」という。そのため、お互いの妥協点を見つけて合意に至るまでは、「数週間、長ければ数か月かかる」ようだ。万が一、契約延長がまとまらない場合は、バイエルンは2021年の契約満了を経て、フリーで放出する方針だという。

 また、ノイアーにはプレミアリーグのチェルシーやマンチェスター・シティが興味を示しているという報道もある。

 現地では、ノイアーの退団に備え、バイエルンが同じドイツ代表で現在はバルセロナでプレーするマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンに興味を示しているとも報じられている。

 はたしてノイアーは契約延長に応じるのか。その動向が注目されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事