「ずーっと政府に文句を言う? 違うでしょう」本田圭佑が新型コロナによる経済危機に持論を展開!

2020年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

医療ボランティア団体のアドバイザーに就任

ブラジルから日々メッセージを発信し続けている本田。(C)REUTERS/AFLO

 元日本代表MF本田圭佑が自身の公式ツイッターを更新。ふたたび熱い持論を展開した。

 新型コロナウイルスの脅威が深刻化するなか、日本政府はついに緊急事態宣言を発出。さまざまな分野で経済危機が叫ばれており、本田は「政府も全員を救うことは出来ない。優先順位の高いもんを政府が助けて、低いもんを国民同士で助けられるかどうか」と私見を述べると、多くの反響が寄せられたことを受け、その半日後には次のようなツイートで補足した。

「当然、優先順位の最上位にくるべきは生活することがままらない人(経済弱者)なわけです。ただ現実はそこまで政府の対応が行き届くとは思えない。じゃ誰が助けるのか?ずーっと政府に文句を言う?違うでしょう。僕らが1人1人、政府が救えない人を支えられるかでしょう」

 
 これまでも本田は刻々と事態が移りゆくなかで、ストレートな意見をツイッターに投稿。東京都内のタクシーグループ会社が600人の乗務員全員を解雇したニュースに対しては、「これで失業手当が下りるなら、経営者のみんながやるよ? 次は保険が崩壊するね」と指摘し、「メジャースポーツでも相当数の選手がマイナースポーツでは大半の選手が競技を続けて食っていくのに苦労することになるやろう」「全国にいる子供達を教えてる先生やコーチ達はもっと厳しい」と憂いた。

 木曜日には医療ボランティア団体NPO法人「ジャパンハート」のアドバイザー就任も発表された本田。遠くブラジルの地からグローバルな視点で、精力的な"発信"を続けている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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