「バカげた決定だ!」「名声は消え失せた」一時帰休問題で大炎上のリバプールに英御意見番も喝ッ!

2020年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「すべてが吹き飛んだ。すべてがだ!」と怒り心頭

英国内で大バッシングに晒されているリバプール。(C)Getty Images

 プレミアリーグの名門、リバプールへの風当たりは強まる一方だ。

 マージ―サイドの雄は現地4月4日、新型コロナウイルスの感染拡大によってリーグ戦およびクラブとして活動が停滞している現状を受け、およそ200名のクラブスタッフを一時帰休させることを決定した。英政府が導入を決定した「雇用維持制度」を活用するためで、簡単に言えば、帰休させたスタッフの給料の80%を国が負担し、残る20%をクラブが支払う制度である。

 すでにトッテナム、ニューカッスル、ノーリッジ、ボーンマスが同様の措置を行なうと発表しており、リバプールはプレミアリーグで5例目。ただそこは、2018-19シーズンに4500万ポンド(約60億円)の収益を叩き出したメガクラブ。ひとり当たりの上限が月2500ポンド(約33万円)とはいえ、彼らが生活困窮者を支えるための制度を活用するのはお門違いだと、大バッシングを浴びているのだ。

 クラブOBでレジェンドのジェイミー・キャラガー氏は自身のツイッターで「ユルゲン・クロップ(監督)はこのパンデミックが始まってしまったとき、すべてのスタッフに優しさを示した。そして選手たちは賃金カットを真剣に考えている。そうした敬意と善意は消え失せてしまったよ。リバプールは酷いクラブだ」と糾弾。同じくOBのスタン・コリーモア氏も「リバプールを応援するすべての者にとって、今回の一時帰休の処置は不愉快だ」と断じた。

 
 そんななか、英民放『ITV』の人気情報番組『Good Morning Britain』で司会を務めている御意見番、ピアーズ・モーガン氏も牙をむいた。

「リバプールFCは昨今、ユルゲン・クロップの下で確固たる名声を獲得してきた。チャンピオンズ・リーグを制覇し、ダイナミックな素晴らしいチームを作り上げ、誰もが誇りに思い、愛する存在だった。だが、すべてが吹き飛んだ。すべてがだ! 億万長者のアメリカ人オーナーたちが決断した今回の措置によってね。1年で4500万ポンドもの利益を上げている彼らが、どうしたらスタッフを一時帰休に追い込めるのか」

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