名手カカが“メッシorクリロナ論争”に持論! 「天才で生粋のタレント」としてチョイスしたのは――

2020年04月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「とても難しい」としながら答えたのは?

メッシ(右端)とC・ロナウド(左端)としのぎを削ってきたカカ(中央)はどちらをナンバー1に選んだのか? (C) Getty Images

 新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な欧州では、各国のリーグ戦が中断を余儀なくされ、ファンも退屈な日々を送っている。

 そんななかで、リネオル・メッシ(バルセロナ)とクリスチアーノ・ロナウド(ユベントス)はどちらが世界最高の選手か――という現代サッカー界の2大クラックの比較が再燃している。

 各国メディアが両雄のデータやゴールシーンなどで比較したり、往年の名手たちが持論を展開したりと様々な論争が繰り広げられている。そこに今回参戦したのは、元ブラジル代表MFのカカだ。

 2000年代前半にミランとブラジル代表で一時代を築いたカカは、C・ロナウドとはレアル・マドリーで2009年の夏から4年間ともにプレーし、バルセロナのメッシとは幾度となく対戦した経験を持つ。

 そんな名手は、FIFAのインスタグラムのライブ配信で、「とても難しい質問だ」と返しつつも、本音を明かした。

「クリスティアーノはマシーンだ。強いだけでなく速い。そして強靭なメンタルを有している。常にプレーと勝利を欲している。最高になるためにね。それが彼の中で最も信じられないものだよ。

 一緒にプレーしていて本当に凄まじかった。だけど、僕はメッシを選ぶよ。彼は天才で生粋のタレントさ。あのプレーは信じられないものだ」

 メッシをチョイスしたカカは、最後にこう付け加えている。

「スポーツ史上、彼らは間違いなくトップ5に入っている。この2人を見ることができている私たちはとてもラッキーなんだ」

 カカが「とても難しい」と前置きしたように、両雄は甲乙つけがたい。C・ロナウドがこれまで公式戦1000試合の出場で725得点を挙げているのに対し、メッシは856試合で697ゴール。バロンドールは前者の5回に対して、後者は6回獲得している。

 史上最高を巡る論争は今後も続いていくことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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