ミランのレジェンドが舌戦! セリエA再開巡る発言を非難されたインザーギが元同僚に憤慨 「あんな低レベルなこと…」

2020年04月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

自身の発言をSNSで批判されて激怒

かつての同僚アルベルティーニからの反論に怒りを露わにしたのは、インザーギだ。 (C) Getty Images

 ミランのファンは、レジェンドたちが強い言葉で互いを非難する姿を見たくないだろう。

 ベネヴェントのフィリッポ・インザーギ監督が3月31日、インスタライブのライブ配信でミラン時代のチームメート、デメトリオ・アルベルティーニの批判に反論した。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』が報じている。

 発端は、セリエBで首位に立つベネヴェントを率いるインザーギは、先日、健康優先としたうえで、中断されているリーグ戦の完遂を目指すべきと発言したことだ。

 このコメントに、アルベルティーニはSNSで、「無知はいつも誤った言葉を選ぶ」と怒りを表した。その後、『Gazzetta dello Sport』のインタビューでは、「彼とは友人であり、ケンカはしていない」とトーンダウンしたうえで、インザーギの意見には反対と述べている。
 
 これに対し、インザーギは、「友人に何か言うならSNSでなく電話する。しかも彼はFIGC(連盟)の役員で、言葉に重みがある」と不快感を露わにし、「何より大きいのは、私の言葉の意味を理解せず、見出しだけで判断を誤ったことだ」と逆批判した。

「私が言ったことはシンプルだ。健康が最優先で、この問題が解決するまではすべての指示に従う必要がある。そして普通に戻れた時は素晴らしいことで、その時はシーズン完遂が可能ならそれが自然で正しいことだと思う」

 さらに、インザーギは最後に行なわれたペスカーラとの試合後に、3位に勝点22差とセリエA昇格が濃厚にもかかわらず、リーグを中断すべきと主張したことを強調。アルベルティーニの反応を非難している。

「アルベルティーニが(自分の発言に関する)記事をしっかり読んでいたら、あのような低レベルで品格を欠いた表現をすることはなかっただろう」

 関係各位の利益に関わることもあり、リーグ再開を巡る議論はヒートアップしやすい。だが、冷静に、理性的に議論することが大切だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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