レバンドフスキやロイスの戦線復帰は? 欧州5大リーグの主なケガ人情報【セリエA/ブンデス/リーグ・アン編】

2020年04月02日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

リーグ再開の目処は立たないが…

(左から)ザニオーロ、レバンドフスキ、ロイス、デパイ、T・シウバ。(C) Getty Images,REUTERS/AFLO

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、リーグ・アンは3月9日から、セリエAは10日から、ブンデスリーガも11日からリーグ戦の開催を見合わせている。いずれも開催の目処は立っていない。

 それでも、早期復帰を目指してリハビリに励む主な故障者5名の情報を紹介する。

●セリエA●
ニコロ・ザニオーロ(ローマ/MF)

19-20公式戦成績:24試合/6得点・2アシスト
負傷日:20年1月12日/セリエA19節:ユベントス戦
診断名:右膝の前十字靭帯断裂、外側半月板損傷
復帰時期:20年8月下旬

 1月12日のユベントス戦でマタイス・デリフトと交錯し、負傷。その翌日にクラブの公式SNSで、手術が無事成功したことを報告し、14日からリハビリを開始している。3月17日にインスタグラムで、「トイレットペーパー・チャレンジ」に挑戦した動画をアップし、華麗なリフティングを見せるなど順調に回復しているが、実戦復帰は来シーズンになりそうだ。

●ブンデスリーガ●
ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン/FW)

19-20公式戦成績:33試合/39得点・5アシスト
負傷日:20年2月25日/CLラウンド・オブ16:チェルシー戦
診断名:左足の脛骨骨折
復帰時期:20年4月上旬

 CLラウンド・オブ16のチェルシー戦(第1レグ)にフル出場し、1ゴール・2アシストの活躍でチームを勝利に導いたが、この試合で左膝付近の脛骨を亀裂骨折していたことが判明。クラブは約4週間の離脱を発表した。復帰は4月上旬になる見通しだ。

マルコ・ロイス(ドルトムント/MF)
19-20公式戦成績:26試合/12得点・7アシスト
負傷日:20年2月4日/DFBカップ3回戦:ブレーメン戦
診断名:筋肉トラブル
復帰時期:20年4月上旬

 DFBカップ3回戦のブレーメン戦で89分に負傷交代し、検査の結果、筋肉の損傷と診断された。当初は3月上旬の復帰を想定していたが、回復に予想以上の時間を要しており、4月上旬の復帰を目指している。

●リーグ・アン●
メンフィス・デパイ(リヨン/FW)

19-20公式戦成績:18試合/14得点・2アシスト
負傷日:19年12月15日/リーグ・アン18節:レンヌ戦
診断名:左膝の前十字靭帯断裂
復帰時期:20年6月下旬

 手術後1か月でマシーントレーニングを開始し、2か月後にはボールを蹴り始めるなど予定よりも早く復帰できる見込みだ。「サポートしてくれるすべての人に感謝」とSNSで報告。


チアゴ・シウバ(パリSG/DF)
19-20公式戦成績:30試合/1得点・1アシスト
負傷日:20年2月23日/リーグ・アン26節:ボルドー戦
診断名:右足の大腿二頭筋損傷
復帰時期:20年4月上旬

 1月末に負った股関節の怪我から2月12日のフランス・カップ準々決勝のディジョン戦で復帰したものの、わずか3試合で右足のハムストリング損傷で再離脱。3月11日のCLラウンド・オブ16のドルトムント戦(第2レグ)でメンバー入りする予定だったが、回復が遅れ、4月上旬に復帰予定だ。

 現状ではリーグ再開の見通しは立っていないとはいえ、懸命に復帰を目指している5人に注目したい。

※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年4月12日号より転載・加筆

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