現地時間３月15日に行われた、カンピオナート・カリオカ（リオデジャネイロ州選手権）・第３節のバング―戦（１‐１）で、待望のブラジルデビューを飾ったのが、ボタフォゴの本田圭佑だ。４-２-３-１のトップ下で先発出場し、PKで開始29分にさっそく先制点を挙げるなど小さくないインパクトを残した。

　しかし翌16日、CBF（ブラジル・サッカー連盟）は、新型コロナウイルスの影響で、国内主催大会を無期限で延期すると発表。これを受けて、ボタフォゴのあるリオデジャネイロ州も、州選手権の15日間の中断を決定した。従って、今週末は試合が行なわれないことになった。

　そんななか、ボタフォゴはクラブの公式インスタグラムを更新。本田の2枚の写真とともに「みんな、週末は家にいよう」と呼び掛けた。
 

　１枚目のショットは、サングラス姿の本田が笑いながら壁画に向かって指差しポーズを取っているもの。もうひとつは、打って変わって、マスクをかけた神妙な面持ちのアップ写真だ。

　１月の加入以来、注目度の高い本田の写真はたびたびクラブのSNSで公開されてきたが、このようなくだけた表情のそれは、ほとんどなかった。それだけに、ボタフォゴのファンからは、「キュートなホンダだ」「なんて写真」といった声が上がったほか、「ホンダよ、うちに来てくれ」「私のアイドル！」「おとなしく家にいよう」「試合が恋しい」といったコメントが寄せられた。

　デビュー戦の活躍でますます期待が高まっている本田。その試合は無観客だったため、ファンはそのプレー姿をまだ一度も観ていないだけに、一刻も早くゲームが再開できる状況になることを祈っていることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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