「歴史を築いた」“世界初”5大陸でゴール達成の本田圭佑にスペイン紙が注目! 本人は「いつか南極で…」

2020年03月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

残るは南極大陸のみ?

デビュー戦で初ゴールを決めた本田。これで5大陸制覇を果たした。(C) REUTERS/AFLO

 現地時間3月15日に開催されたカンピオナート・カリオカ(リオデジャネイロ州選手権)の第3節で、ボタフォゴの本田圭佑はようやくブラジルでのデビューを果たした。

 4‐2‐3‐1のトップ下でプレーした本田は、29分にPKを決めて早速初ゴールをゲット。決定的な場面を何度も作り出すなど、63分にベンチヘ退くまで攻撃の中心として上々のパフォーマンスを見せた。試合は1‐1の同点に終わり、勝利を手にすることはできなかったものの、今後に期待を抱かせる内容だったのは間違いない。

 元日本代表MFの"王国"デビューは、ブラジルや日本のメディア以外も注目していたようだ。スペイン紙『AS』は、「ケイスケ・ホンダは5大陸でゴールを決めた史上初の選手になった」と見出しをつけ、本田の初得点を取り上げている。
 

「ベテランの日本人MFケイスケ・ホンダは、5大陸で得点した最初の選手として歴史を築いた。元ミランとCSKAモスクワのプレーヤーは、ボタフォゴでのデビュー戦となったカンピオナート・カリオカのバンクー戦でゴールし、アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、オセアニアに、南アメリカを加えたのだ」

 このゴールでクラブキャリア100得点を達成した本田は、アジア(名古屋グランパス)で13点、ヨーロッパ(VVV、CSKAモスクワ、ミラン)で65点、北アメリカ(パチューカ)で13点、そしてオセアニア(メルボルン・ヴィクトリー)で8点を決めていた。それに、南アメリカでの1ゴールが加わったわけだ(アジアとヨーロッパを合わせてユーラシア大陸と呼ぶこともある)。

 残るは、アフリカ大陸ということになるが、クラブシーンではもちろん得点していないものの、日本代表としては、2010年の南アフリカ・ワールドカップで2ゴールを奪っている。

 本田本人も「5大陸」ではなく「6大陸」を制覇したと考えているようだ。自身のツイッターで、「いつか南極大陸でプレーしてゴールを決めたい」と意気込みを語っている。

 大部分が氷で覆われた南極で公式戦を行なうのはさすがに難しいだろうが、この男であれば、何らかの形で酷寒の地でネットを揺らすシーンを見せてくれるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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