新型コロナウイルスの影響で、中断しているJリーグは、先ごろ、その中断期間が３月いっぱい延期となり、４月３日、開幕を目指すと正式決定した。

　中断期間中の各クラブは、ファンに向け、様々な活動を行なっている。ヴィッセル神戸は、オリジナル動画コンテンツ、「いぶきで逢えたら」を全４回で配信。選手が寄せられた質問に回答するほか、子供向けにサッカーの技術題材とした宿題トレーニングも公開された。12日の14時から配信された第２回では、宿題動画にアンドレス・イニエスタが登場。以下のようなメッセージと共に、その技術を披露した。

「子供の頃、ボールと一緒の時間がとても好きで、中でも両足を使ったリフティングを練習していたんだ。だから僕からの宿題は『両足を使ってリフティングを20回』やることだよ。今からやってみるね」

「この宿題を楽しんでやってくれることを願っているよ」
 

　この動画を伝えたクラブのSNSには、さっそく子供がチャレンジした様子なども投稿され、以下のようなファンからのコメントも寄せられた。

「やっぱり基礎って大切なんだなとこのリフティングの宿題を見て改めて思いました」
「自分のテクニックを披露して宿題としちゃうより、シンプルに左右20回とするとこにイニエスタの偉大さを感じる」
「イニエスタの子供とかもチャレンジして欲しいな！」
「こんなにボールにスピンかけて続けらんないっす。。」
「イニエスタが出すにしては簡単やと思ったけどもし彼が本気出したら誰もできないわw」

　ピッチ上では数々の"魔術"を披露してきたイニエスタ。投稿された動画は、どんな時も基礎を忘れるなというメッセージにも感じられるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部