ユーベDFの“陽性”でC・ロナウドは故郷へ緊急避難! インテルは活動休止! イタリア・サッカー界で広がる“パンデミック”の影響

2020年03月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

ユーベDFの感染が確認され…

インテルとの一戦を最後にC・ロナウドはチームを離脱したようだ。 (C) Getty Images

 現地時間3月11日、世界保健機関(WHO)は、世界中に感染域を広げている新型コロナウイルスについて「パンデミック(世界的な大流行)とみなせる」と宣言した。

 当然、サッカー界にも大きな余波が押し寄せている。なかでも深刻なダメージを受けているのが、すでに1万2462人の感染者が確認されたイタリアだ。トップリーグであるセリエAは、4月3日まで中断されることが決定している。

 そうしたなかで、絶対王者のユベントスにも緊急事態が発生した。11日にイタリア代表DFダニエレ・ルガーニから新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたと発表したのだ。

 ユーベは公式発表において、現在は無症状だと発表。さらにルガーニと接触した関係者の調査を進めるとともに、規則に基づいた隔離措置を行なっているとした。

 そのため、マウリツィオ・サッリ監督は選手たちに拠点のあるトリノに残り、いつでも練習に臨めるように忠告したようだが、脳卒中のために緊急入院していた母親のお見舞いために故郷のマデイラ島(ポルトガル)に戻っていた大黒柱のクリスチアーノ・ロナウドは、指揮官の命令を拒否。感染を避けるためにそのまま島に残ることをチームに志願したという。
 

 ポルトガル紙『Recordo』が伝えたところによれば、ユーベ側もC・ロナウドのリクエストを了承。チーム内におけるコロナウイルス感染の状況がハッキリとするまでは、トレーニングに参加せずに、避難を続けるという。

 なお、今月8日にそのユーベと対戦したインテルは、その試合で当のルガーニがベンチ入りしていたことを受け、当面の間、クラブのすべての活動を休止することを公表した。

 新型コロナウイルスによって、過去に例を見ないダメージを受けているサッカー界。この危機的状況は、今後しばらくは続きそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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