「ナカジマが機能せず」リーグ戦初アシストも…ポルト中島翔哉を現地メディアが痛烈批判!

2020年03月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「アシストはしたが、それだけだった」

先発し、今季リーグ戦初アシストを記録した中島だったが……。 (C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地時間3月7日、ポルトガルリーグ第24節が行なわれ、中島翔哉が所属する首位のポルトはリオ・アベと対戦し、1-1のドローに終わった。

 先にキックオフした1ポイント差で2位のベンフィカがドローで終了していたため、ポルトは勝利すればライバルとの差を4ポイントに広げる、絶好のチャンスだった。

 そのポルトは18分、4-2-3-1のトップ下で先発した中島がCKのこぼれ球に反応し、ゴールラインぎりぎりで中央に折り返す。これに反応したシャンセル・ムベンバが押し込み、守備的に戦うリオ・アベから先制点を奪う。

 中島の今季リーグ戦初アシストから均衡を破ったポルトだが、32分に同点ゴールを許し、1-1とされる。その後は攻めきれない場面が続いた。

 ポルトのセルジオ・コンセイソン監督は後半開始から布陣を4-4-2に変更。これで左サイドハーフに回った中島は、敵の右SBに密着マークされ、持ち味を発揮できないまま、62分に交代を命じられた。

 現地メディア『zerozero.pt』はこの試合のワーストプレーヤーに中島を選び、痛烈に批判している。

「ポルトはナカジマではうまくいかなかった。ストライカーの背後で攻撃を牽引すべき役割と責任を与えられたが、ほとんど何もうまくいかなかった。彼がゴールをアシストしたのは事実だが、セットプレーがもたらした一部分にすぎない。全く機能ぜず、脅威となっていなかった」

 ポルトは首位を維持しているとはいえ、アタッカーに故障者を多数抱え、台所事情が厳しい。中島に懸かる期待は小さくないだけに、次節、暫定6位につけているファマリカンとのアウェー戦では奮起が期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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