マジョルカ久保建英が巧みな右足弾でエイバルから今季3ゴール目を奪取!2点に絡む活躍でアウェー初勝利をもたらす

2020年03月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

3戦連続のスタメン出場で結果を残す

エイバル戦で今季3点目を決めた久保。 (C)Mutsu FOTOGRAFIA

 3月7日に開催されたラ・リーガ第27節で、2部降格圏の18位に沈むマジョルカが16位のエイバルと敵地で対戦した。

 マジョルカの久保建英が3-4-3の右ウイングで3試合連続のスタメン出場となった一方、エイバルの乾貴士は2戦連続でベンチ外に。期待された"ラ・リーガ1部初"の日本人対決は、残念ながら実現しなかった。

 11分、ホセ・アンヘルにバー直撃のFKで冷や汗をかかされたマジョルカは、その後もエイバルにペースを握られ、開始4分のダニ・ロドリゲスのシュート以降、なかなかチャンスを作り出せない。

 だが、流動的に左サイドにも流れて果敢な仕掛けで違いを作り出していた久保が、41分に鋭い突破からFKを獲得。この場面では、度重なるファウルに苛立ちを見せ、同僚のルマーになだめられるシーンもあった。

 そしてこのFKをダニ・ロドリゲスがゴールに向かう軌道で蹴り込むと、これが直接ネットを揺らし、先制ゴールとなる。

 前半はこのままマジョルカのリードで終了。久保の走行距離は5.1キロでチームトップだった。

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 後半、1点を追うエイバルに押し込まれ気味だったマジョルカは、65分に巧みなパスワークからクチョが決定機を迎えたものの、ミートできずに枠を外れる。

 迎えた78分、敵ゴール前でポソからパスを受けた久保が、フェイントでマーカーを外して右足を一閃。これが敵にリフレクトしてゴールに吸い込まれ、貴重な追加点となる。日本代表MFはこれが、2試合ぶりの今季3ゴール目となった。

 その久保は、82分に加入したばかりの元韓国代表MFキ・ソンヨンと交代。ここでお役御免となった。

 後半アディショナルタイムに1点を返されたものの、久保の2点に絡む活躍で2-1とエイバルを下したマジョルカ。13試合目にして今季アウェー初勝利を挙げた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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