「失望を克服するために――」南野拓実が激白! 屈辱の今季初連敗に何を感じた?「もっとゴールとアシストで…」

2020年03月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「落胆はしているけど…」

チェルシー戦ではチャンスでボールをもらえずに不満げな表情を浮かべた南野。 (C) Getty Images

 今シーズン、まさに破竹の勢いで勝ち進んできたリバプール。しかし、ここにきてその足取りが重たくなっている。

 現地時間2月18日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのアトレティコ・マドリー戦(ラウンド・オブ16第1レグ)で0-1と惜敗したリバプールは、3-2で辛勝したウェストハム戦(プレミア第27節)を挟んで行なわれたワトフォード戦(0-3。プレミア第28節)とチェルシー戦(0-2。FAカップ5回戦)に敗れ、今シーズン初の連敗を喫したのだ。

 その主因として挙げられるのが、相次ぐ主力の故障だ。主将でチームの精神的支柱であるジョーダン・ヘンダーソンをハムストリングの怪我で欠き、守護神のアリソンも筋肉系のトラブルで離脱するなど、ここにきて疲労の色が見えはじめている。

 そんななか、悲願である30年ぶりのトップリーグ制覇に向け、「すぐにでもチームにインパクトを与えて、貢献したい」と並々ならぬ闘志を燃やしているが、日本代表FWの南野拓実だ。
 

 先述のチェルシー戦で、移籍後初となるフル出場を果たすも、目に見える結果を残せずに終わったサムライ戦士は、クラブ公式サイトのインタビューで、チームの現状について語った。

「チャンピオンズ・リーグの連覇とプレミアリーグ優勝に100パーセント集中することが本当に重要だと思ってます。もちろん、チームが何個かのタイトル獲れる可能性を逃したことには落胆しているけど、その気持ちをうまく利用しないといけないと思います」

 さらに「次の試合に勝つことでのみ、敗北の失望感を克服することができる」と語り、チームの雰囲気が沈んでいないことを強調した。

「ありがたいことに、タイトなスケジュールの影響で、次の試合は土曜日という短いスパンで開催される。誰も下を向いていないし、みんなが次の試合に勝利することしか考えていない。ドレッシングルームの中の雰囲気はすごく良い。ポジティブさをいつものトレーニングでも大事にしているよ」

 現地時間3月7日に開催されるボーンマス戦は、本拠地アンフィールドで開催される。果たして、「個人的には、もっとゴールとアシストで貢献したい」と語る南野に出場機会は回ってくるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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