「完璧にイカれてる!」「仲間の方が大変」MLS時代の同僚がイブラヒモビッチへの恨みつらみを暴露

2020年03月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

FKの“壁事件”とは――

LAギャラクシー時代のイブラヒモビッチ(右)から強烈に当たられていたのがレットゲット(左)だ。 (C) Getty Images

 サッカー界屈指といえる強烈なパーソナリティーを持つズラタン・イブラヒモビッチは、リスペクトされる反面、行き過ぎた言動が反感を買うことも少なくない。

 18年から約2年間在籍したLAギャラクシーのチームメイトにもイブラヒモビッチに不信感を抱いた選手がいた。現地時間3月6日、メジャーリーグサッカー(MLS)が配信したポッドキャスト内で、赤裸々に告白したのは、アメリカ人MFのセバスティアン・レッドゲットだ。

 現在27歳のレッドゲットは、11歳年上のイブラヒモビッチからきつく当たられることが度々あったようで、昨年8月のロサンゼルスFC戦でフリーキックの壁になった際には、突き飛ばされて指示を受けてもいた。

 それだけに「最高にイラついた……」という。

「自由になることができなかった。スパイクを脱いで、ピッチから去りたいって感じさ。あの人と対戦するのは大変だよ。 だけど、一緒にプレーするほうがもっと大変だ。チームメイトのひとりにあんなことをするのは完全に狂っているということだ。完璧にイカれているよ」
 

 レットゲットは、さらに"壁事件"についてこう続けている。

「あのプレーの時、『相手はひとりだ。俺がマークに行くべき?』と彼にささやくように話したんだ。そしたら『ノー、ここにいろ』と言われて、文字通り蹴るようにして俺を突き飛ばしたんだよ。俺が超クールに誤魔化したのは、ビデオで見ることができる。あれこそが本当の姿を見せた瞬間だったと思う」

 その圧倒的な個性でもって熾烈な競争を勝ち抜いてきたイブラヒモビッチ。その"強さ"は、あまりに刺激的だったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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