伊東純也が今季リーグ4点目! 首位クラブ・ブルージュを相手に貴重な同点弾を奪うも、結果は…

2020年03月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

伊東が攻撃のアクセントとなるが…

今季5ゴール目を決めた伊東だったが…。(C) Getty Images

 現地時間2月29日、ベルギーリーグの第28節が行なわれた。シーズンは残り3節、伊東純也が所属するヘンクは、ホームに首位のクラブ・ブルージュを迎えた。

 シーズン後にリーグ上位6チームで争われるプレーオフ1入りを目指し、ヘンクとしてはどうしても勝点が欲しい一戦。伊東は3トップ右で先発した。

 物々しい雰囲気のなかC・ブルージュは開始3分、18歳のカテラーレが早々に先制点をゲット。ホームスタジアムは騒然とした雰囲気に包まれたが、その流れを断ち切ったのが伊東だった。

 10分、味方のインターセプトに反応した伊東はスルッと中央に抜けだすと、DFが詰め寄るも前に右足を振り抜き、グラウンダーのシュートをゴール左隅に流し込んだ。

 首位チーム相手に貴重な同点弾を決めた伊東は、前半終了間際には直接FKを任されるも、これはわずかにゴール枠上に切れた。

 後半はC・ブルージュがギアを上げる。ひたすら前にボールを運ぶサッカーでヘンクを揺さぶり、60分にはカウンターからカテラーレが再び好機を迎え、ゴール前でフリーでシュート。しかしシュートはポストに当たり、ヘンクはピンチを逃れる。

 その直後にスローインの場面でボールを巡って選手同士が衝突する場面もぼっ発。主審が収めて事なきを得たが、双方のサポーターやベンチがヒートアップし、さらに試合は激しさを増す。

 終盤はヘンクが盛り返してゴール前に攻め込み続け、伊東もドリブルで相手のファウルを誘うなど好機を創出。88分には伊東のパスから右サイドを切り裂くが、リンボンベのシュートはDFに阻まれる。

 その直後だった。89分、カウンターからリッツに勝ち越しゴールを決められ、1-2にされてしまう。

 後半アディショナルタイム4分でヘンクは最後の攻勢に出るも、C・ブルージュの守備網に跳ね返され、試合はそのまま終了。

 プレーオフ1進出を目指すヘンクは順位を7位に下げる、手痛い黒星となってしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 

次ページ【写真】 クラブ公式が同点ゴールに「イトー」を連呼、伊東純也が満面の笑顔でダブルピース!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事