南野拓実のライバルや中島翔哉の名前も!「市場価値が高いのに出番の少ない選手」11人を移籍専門サイトが選出

2020年02月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「契約を解除して、他のクラブでプレーする可能性も」

(左上から時回りで)中島、シャキリ、フォデン、ヨビッチ。いずれも満足な出場機会を与えられていない。(C) Getty Images

 ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が取り上げた「市場価値が高いのに出番の少ない選手11人」を、スペイン紙『AS』が紹介している。

「推定市場価格」は『transfermarkt』が、世界中のフットボーラーを対象に能力や実績、年齢、過去の移籍例などを総合的にジャッジして弾き出している評価額で、移籍マーケットにおける"価値"を示す指標として定評がある。

 今回は故障で長欠している選手は除き、リーグ戦の出場時間を基に11人を選出している。

 GKは今シーズンからヤスパー・シレッセンと入れ替わる形でバレンシアから移籍してきたバルセロナのGKネト。元々、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのバックアッパーとして加入しているため、出番が少ないのは致し方ない面もあるが、ラ・リーガでピッチに立ったのはまだ1試合だ。
 
 4バックは、右SBがアルバロ・オドリオソラ(バイエルン)、CBがダニエレ・ルガーニ(ユベントス)とエデル・ミリトン(レアル・マドリー)、そして左SBがニコ・シュルツ(ドルトムント)だ。

 マドリーではダニエル・カルバハルの牙城を崩せず、出場機会を求めて今冬にバイエルンへ移籍したオドリオソラは、ブンデスリーガでも1試合の出場のみ。将来を嘱望されていたルガーニも、ジョルジュ・キエッリーニが故障離脱をしていたにもかかわらず、エンポリ時代でもある恩師マウリツィオ・サッリ監督からセリエAで3試合しかチャンスを与えられていない。

 MFはジェルダン・シャキリ(リバプール)、フィル・フォデン(マンチェスター・C)、ヴィクター・ワニャマ(トッテナム)、そして中島翔哉(ポルト)。中島以外はプレミアリーグでプレーする選手となった。

 リバプールに移籍した南野拓実のライバルでもあるシャキリは、プレミアリーグで174分しかプレーしていない。また、ジョゼ・モウリーニョ監督の構想外となっているワニャマについては、「トッテナムとの契約を解除して、他のクラブでプレーする可能性もある」と『AS』紙は綴っている。

 中島については、こう紹介されている。

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