新型コロナでセリエA4試合が延期…吉田麻也のデビューもお預け

2020年02月24日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

カレンダーの大幅な見直しが必須に。

新型コロナウイルスの影響で吉田麻也のセリエAデビューもお預けに。(C)Getty Images

 新型コロナウイルスは世界的な広がりを見せ、すでに感染者は8万人に迫る勢い。その影響はサッカー界にも及んでいる。
 
 北部で感染者が出ているイタリアでは、現地時間2月23日のロンバルディア州とヴェネト州のスポーツイベントが国の決定ですべて中止に。サッカーのセリエAは、アタランタ対ラツィオ、トリノ対パルマ、ヴェローナ対カリアリ、そしてインテル対サンプドリアという25節の4試合が延期になった。
 
 今冬の市場でサウサンプトンからサンプドリアに移籍した日本代表DFの吉田麻也は、インテル戦でのセリエAデビューが有力視されていたが、これもお預けになってしまった。
 
 また、2月29日から3月1日のセリエA26節も、ウディネーゼ対フィオレンティーナ、ミラン対ジェノア、パルマ対スパル、サッスオーロ対ブレッシャ、ユベントス対インテルなどが北部での開催だけに、こちらも延期になる可能性がある。
 
 さらに現地メディアによれば、2月27日のヨーロッパリーグ・ベスト32第2レグ(インテル対ルドゴレツ)、3月4日のコッパ・イタリア準決勝第2レグ(ユベントス対ミラン)なども、延期もしくは開催地変更、無観客なの措置が取られるかもしれないという。
 
 新型コロナウイルスの影響で、イタリア・サッカー界はスケジュールの大幅な見直しを余儀なくされそうだ。
 
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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