「嫌になってきている…」S・ラモスがレフェリーを名指しで非難! 痛恨の敗北を喫した試合で一体何が?

2020年02月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

バルセロナ大勝の陰で…

試合後、いら立ちを隠せなかったS・ラモス。 (C) Getty Images

 バルセロナの大勝を受けての敗戦だけに、より一層のフラストレーションがたまっただろう。

 レアル・マドリーは2月22日、ラ・リーガ第25節でレバンテに0-1で敗れた。エイバルを5-0と一蹴したバルセロナに、勝点2差をつけられたかたちだ。

 スペイン紙『MARCA』によると、主将セルヒオ・ラモスは試合後、「最も大事な時期が来ているんだ。ページをめくらなければ。首位になって、もう2位転落だよ。どんなミスでもタイトルを失うことになりかねない」といら立ちを露わにした。

 さらにS・ラモスは、「いろいろなことがあった」とも述べている。後半47分にボールがホセ・カンパーニャの腕に当たったものの、マドリーにPKが与えられなかった場面など、判定に不満があることを訴えた。

「審判もミスをするものだし、判定について話したくはないんだけど、考えさせられることもある。基準が一定じゃないんだ。スーペルコパで僕は意図的でないハンドを取られた。きょうはそれが2つもあったのに、笛が吹かれなかった」

 そして、スペイン代表DFは、「エルナンデス・エルナンデスが嫌になってきている」と名指しで非難した。

「昔は審判には、もっとリスペクトがあり、キャプテンとして話し合う余地があった。彼には僕に対して個人的に何か問題があるのか聞いたよ。あるのなら言ってくれ、解決しよう、とね」

 そのうえで、「僕らは素晴らしい試合をしたけど、ゴールを決められなかった」と、自分たちに敗れた理由があるとも付け加えている。

「僕たちにはチャンスがあった。でも、決めなければ……。負けたのは僕らだ。主審でも、VARでもない」

 チャンピオンズ・リーグのラウンド・オブ16第1レグでマンチェスター・シティと対戦し、次節でバルセロナとのクラシコに臨むマドリー。肝となる大事な時期に痛い勝点を落とした"白い巨人"は、すぐに巻き返せるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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