「僕の最大の特長は…」バルセロナが22.5億円で緊急補強したデンマーク代表FWブライトワイトってどんな選手?

2020年02月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

レガネスではチームトップの6ゴール

20日に入団セレモニーを行なったブライトワイト。背番号はアレニャの移籍で空き番号となっていた「19」に決まった。(C)Rafa HUERTA

 現地時間2月20日、バルセロナはレガネスに解約解除金1800万ユーロ(約22億5000万円)を支払い、デンマーク代表FWマーティン・ブライトワイトを獲得したことを発表した。契約は2024年6月までで、契約解除金は3億ユーロ(約375億円)に設定されている。

 バルサは先日、フランス代表FWウスマンヌ・デンベレが右大腿二頭筋断裂のため手術を受け、全治6か月と発表。ラ・リーガには、5か月以上離脱する選手が出た場合、移籍市場がクローズしていても、特例として同じポジションの選手をスペイン国内から獲得できるという規定があるため、代替選手として緊急補強した格好だ。

 もっとも、ウイングでも機能するとはいえ、デンベレの代役というよりは、ルイス・スアレスの離脱で事実上不在となっているCFの穴埋めという意味合いが強いだろう。

 現在28歳のアタッカーは、2019年1月にイングランド2部のミドルスブラからレンタルでレガネスに。半年間でリーグ戦19試合に出場して4ゴールを挙げ、完全移籍を勝ち取った。ちなみに、リーガ初ゴールはバルセロナから奪っている。

 今シーズンは、ここまで24試合でチームトップの6ゴールを叩き出し、降格圏に沈むレガネスで孤軍奮闘を見せていた。抜群のスピードと優れた得点嗅覚を兼ね備え、ハードワークを厭わない献身性も魅力だ。
 
「非常に興奮している。夢が叶った。すべてのサッカー選手がバルサでプレーすることを夢見ている。多くのタイトルを獲得したい」

 クラブのインタビューでそう意気込みを語ったブライトワイトは、自身のプレースタイルについて、こう説明している。

「僕はテクニカルなプレーヤーだし、フィジカル的で速さと強さがある。最大の特長は、インテリジェンスだ。もちろんスコアラーとして、多くのゴールを決めたい」

 リオネル・メッシ、アントワーヌ・グリエーズマン、そして17歳のアンス・ファティと、使えるFWが3枚だけとなっていたバルサ。この万能型FWが救世主となるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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