「ミツキは弱気だね」「最後に笑うのは俺」J1開幕戦で激突する湘南MF齊藤未月と浦和DF橋岡大樹が本音トーク!【五輪世代スペシャル対談】

2020年02月19日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「見ていて気持ちいいし、通じるものがある」(橋岡)

21日のJ1開幕戦で対戦する齊藤(左)と橋岡(右)が対談に応じてくれた。写真:徳原隆元

 2月14日に都内で行なわれたJリーグのキックオフカンファレンスで、21日の開幕戦で対戦する浦和レッズのDF橋岡大樹と湘南ベルマーレのMF齊藤未月が『DAZN』の対談企画に登場した。

 ともに1999年生まれ。早生まれの齊藤が学年は1つ上だが、年代別代表などで同じチームで戦った経験があり、「ミツキ」「ハシオカ」と呼び合う五輪世代のふたりが、お互いの印象や開幕戦の意気込み、そしてオリンピックについて語ってくれた。
 
――お互いの印象は?

齊藤「プレーは大胆で、俺は好きなタイプ。激しく人にぶつかって、ある意味で代表っぽくないというか……」

橋岡「未月もそうだよね。見ていて気持ちいいし、通じるものがあるよね」

齊藤「間違いないね。橋岡の対人プレーは海外の選手にも負けてないし、縦への推進力もある」

橋岡「(齊藤は)ボランチでめちゃくちゃ守備をしてくれるし、ボールを奪い切ってくれるから、味方は楽だよね。すごい運動量で、前に出て攻撃にも来てくれるところはすごいなと」

齊藤「(橋岡は)ピッチ外では気さくで、誰に対しても話しかけられるし、コミュニケーション能力が高い。人に好かれるタイプだと思う」

橋岡「未月は、始めはすごく真面目なのかと思ったけど、お茶目な部分もあるよね。そういうところが、皆に好かれているのかなと。年上だけど話しやすいし」

――お互いのチームの印象は?

齊藤「浦和はJでトップのチームというか、ヨーロッパのようなスタジアムの雰囲気とか、負けたらサポーターから厳しい声があったりするところはJで唯一といってもいいと思う。そんなクラブでプレーできるのは、いい経験になるし、いいなと」

橋岡「間違いなく環境には恵まれているね。練習場はきれいだし、ファン・サポーターも熱いしね。湘南も熱いチームで、好印象がある。選手もサポーターも一生懸命で一緒に戦っているイメージがする」

齊藤「その通りだよ。練習にもたくさん見に来てくれるしね。J2に落ちたり、去年のように勝てない時期があったりしても、ベルマーレを愛してくれて、勝つまで応援してくれる」
 

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