「なんてイイ奴なんだ!」週給800万円のダイアーが“格安チケット移動&神対応”でファン歓喜!

2020年02月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

マラケシュまでのチケット代は往復3万円強!

オフ中に小旅行で心優しい一面を覗かせたダイアー。(C)Getty Images

 イングランド・プレミアリーグは先週末、他国に遅れてウインターブレイクを消化。世界に名だたるスタープレーヤーたちは思い思いに束の間のオフを満喫し、豪勢な旅の様子を自身のSNSなどに随時アップロードした。

 そんななか、ひとりの名手の立ち居振る舞いに関心が集まっている。トッテナム・ホットスパーが誇るイングランド代表MFエリック・ダイアーのバカンスだ。出くわせたファンがその一部始終を英紙『The Sun』などに明かしている。

 2月5日のFAカップ(対サウサンプトン戦)を終え、すぐさまオフに突入したトッテナム。ダイアーは友人を引き連れて、モロッコのマラケシュへの観光旅行に出かけた。なんと彼が移動手段に選んだのは格安の航空チケット、いわゆるLCC(ローコスト・キャリア)だったのである。

 変装もなにもせず、全身黒のスウェット姿。『The Sun』紙によると「あの巨体(188センチ)がエコノミークラスにいれば否が応でも目立つ。誰もが一目でダイアーだと気づいた」と記している。

 あっという間にファンに囲まれた26歳。それでも嫌な顔ひとつせず、最近のトッテナムやFAカップのゲームなどの話題で盛り上がり、サインやセルフィーなどにも快く応じたという。搭乗したファンのひとりは「小さな席に身体を畳むようにして座っていたが、友人とワイワイしながら楽しそうにしていた。なんて庶民的でイイヤツなんだと思ったよ」と話し、ほかのファンは「なんでビジネスクラスじゃないの? 最初はすごくビックリした。なんだか同じスペースにいて幸せな気分になれたよ」と振り返った。

 
 英紙『The Sun』は「プレミアリーグの他のスターたちがこぞって豪華なホテルや世界有数の美しいビーチでくつろいでいたのに対し、ダイアーの一行はマラケシュの砂漠地帯で散策する画像をアップしている。トッテナムの宿敵アーセナルのエースであるピエール=エメリク・オーバメヤンが、プライベートジェットで悠々と飛び回っていたのとは大違いだ。ダイヤーが支払ったチケット代は往復で250ポンド(約3万3750円)である」と綴った。

 普段から人目をあまり気にせず、ゴーイングマイウェイの感が強いダイアー。使い勝手のいいLCCをただ単に利用しただけなのだろう。オフの過ごし方でも"俺流"を貫いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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