「スアレスと並んで…」元ブラジル代表カカが考える現在世界最高のストライカー&守護神は?

2020年02月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

好調リバプールを率いるクロップについては?

かつては「ブラジル人が結果を残せない」とも言われたプレミアでの同胞の活躍を、カカは喜んでいるようだ。(C)Getty Images

 昨季のチャンピオンズ・リーグを制し、クラブ・ワールドカップで世界の頂点に立ち、今季のプレミアリーグではマンチェスター・シティに23ポイント差をつけて首位を独走――リバプールの強さはだれもが認めるところだ。

 元ブラジル代表のカカは、そんなチームの攻守の要が同胞であることを喜んでいる。英衛星放送『Sky Sports』で、カカは「今の世界最高守護神はアリソンだ。ファビーニョも有数のMFで、ロベルト・フィルミーノはルイス・スアレスと並び、世界の最高ストライカーだよ」と述べた。

「フィルミーノはピッチでの居場所を理解し、ポジションを変える。ずっとボックスの中に留まることはない。ボールを受けに来て、プレーをつくるんだ。自分としては、ブラジル人として、彼らがプレミアリーグでこの大きな成功を収めているのを見られるのが本当にうれしいね」
 
 また、カカはユルゲン・クロップ監督が「パイオニアの指揮官」と賛辞を寄せている。

「彼は変えることを恐れず、違うことにトライする。そういう監督たちがいるからこそ、プレミアリーグはとても素晴らしいんだ」

 だが、どんなに強いチームでも、永遠にその強さを保つことはできない。「リバプールのこういうプレーを見られるのは良いことだ。1シーズンだけだろうからね」とも語っている。

「リバプールが悪くなると言っているんじゃないよ。プレミアリーグのようなリーグで、このようなシーズンをやってのけるのは難しいことだ。今の彼らが非常に好調で、とても優れた監督と選手たちがいるということさ」

 カカが予想するように、来シーズンのリバプールがリーグを席巻するのは難しいのか。もちろん、まずは今季のタイトルを確実にすることが最優先だが、南野拓実も加えたチームの今後も気になるところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事