本田にとって幸いだったのは…
ボタフォゴに加入したばかりの本田。本格合流を前に指揮官が解任されてしまった。 (C) Getty Images
本田圭佑が加入したばかりのボタフォゴが大きな決断を下した。
現地時間2月9日、ブラジル1部のボタフォゴは、アルベルト・ヴァレンティン監督とアシスタントコーチを務めていたフェルナンド・ミランダの解任を発表した。
ボタフォゴは、同日に行なわれたリオ・デ・ジャネイロ州選手権前期の第6節で、宿敵のフルミネンセに0-3と惨敗。その結果、グループAの6チーム中3位となって、AB両グループの上位2チームずつによるファイナルステージ進出を逃したことで監督解任に踏み切った。
現地時間2月9日、ブラジル1部のボタフォゴは、アルベルト・ヴァレンティン監督とアシスタントコーチを務めていたフェルナンド・ミランダの解任を発表した。
ボタフォゴは、同日に行なわれたリオ・デ・ジャネイロ州選手権前期の第6節で、宿敵のフルミネンセに0-3と惨敗。その結果、グループAの6チーム中3位となって、AB両グループの上位2チームずつによるファイナルステージ進出を逃したことで監督解任に踏み切った。
昨年10月にボタフォゴの監督に就任したヴァレンティンは、本田の他にも、元ジュビロ磐田のギレルメなど実力派の選手たちを獲得し、チームの再興に向けて、動き出したところだった。
とりわけ本田に対してヴァレンティンは、「世界を舞台にした戦いで披露してきたレベルの高いプレーを見せて欲しい」と大きな期待を寄せ、積極起用を示唆していただけに、元日本代表MFにも少なからず影響はあるだろう。
本田にとって幸いだったのは、監督解任がチームへの本格合流前だったことか。早くも結果にシビアなブラジル・サッカーの洗礼を浴びた格好の日本サッカー界のカリスマが、ここからどう存在感をアピールするかに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部