「練習に行くのが難しかった…」「続けられると思った」トッテナムを離れたイングランド代表SB、モウリーニョに恨み節!

2020年02月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「他の選手たちのようにチャンスをもらえなかった」

トッテナムに残る意思を示していたというローズ(3番)だが、新監督のモウリーニョからは出番を貰えなかった……。 (C) Getty Images

 今夏に開催されるEURO出場を目指すイングランド代表DFのダニー・ローズは、今冬のマーケットでトッテナムからニューカッスルにレンタル移籍した。

 今シーズン、マウリシオ・ポチェッティーノ前監督の下でプレミアリーグの9試合に先発出場していたローズだが、11月にジョゼ・モウリーニョが就任してからスタメンに名を連ねたのは1試合のみ。出場16試合のうち、モウリーニョ政権になってからの出場は5試合だけだ。

 トッテナムとの契約が2021年6月までのローズは、夏にプレシーズンツアーから外れるなど去就が取りざたされたが残留。その後、契約満了後に移籍する意向を明かしている。

 英公共放送『BBC』によると、ローズは『BBC Radio 5 Live』で、「最終ラインのほかの選手たちのようにチャンスを与えてもらえなかったと感じている」と、不満をのぞかせた。

「僕も彼のためにプレーしたかったよ」

 29歳のサイドバックは、「(監督交代から)1カ月で自分が試合に出ることはないと分かった。そう分かっていて練習に行くのは難しかったよ」と続けている。

「でも、彼や彼がクラブでやっていることに対しては最大の敬意を払っている。チェルシーと勝点12差だったのが、今は4ポイント差だ。正直、自分はプレーし続けられると思っていたけどね」

 ただ、今はニューカッスルでの挑戦に集中しなければいけない。ローズは、「僕はまたサッカーがしたいんだ。夏にはEUROもある。自分をアピールしたい」と意気込んだ。

「ニューカッスルに行き、うまくやれば、それが自分に期待されていることだと考えてもらえるだろう。でも、うまくできなければ、トッテナムが僕を放出したのは正しかったと思われる。自分の能力には自信があるんだ。うまくやれるはずだよ」

 はたして、ローズは新天地でモウリーニョを見返すことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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