「酷く苦しんでいる…」チェルシー守護神の“大不振”は最愛のガールフレンドとの破局が原因!?

2020年02月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

プレミアリーグにおけるセーブ率が最低に

失点を重ねているケパ。その立場が揺らいでいる。 (C) Getty Images

 ブルースの守護神が不振を喘いでいる。スペイン代表GKのケパ・アリサバラガだ。

 現在25歳のケパは、2018年の夏に、レアル・マドリーに移籍したベルギー代表GKティボー・クルトワの代役として、アスレティック・ビルバオからGK史上最高額となる7200万ポンド(現レートで約101億6000万円)でチェルシーに加入。移籍初年度は、再三ビッグセーブを見せただけでなく、ビルドアップでも貢献し、マウリツィオ・サッリ監督(現ユベントス)がパスサッカーを最後尾から支えた。

 だが、今シーズンは絶対的だった立場が揺らいでいる。

 開幕当初こそ正守護神として活躍を続けたが、次第にパフォーマンスが低下。プレミアリーグにおけるセーブ率は第25節終了時点で最下位の56.0パーセントで、トップのアリソン(リバプール)の86.0パーセントとは雲泥の差だ。

 状態の上がらないケパにフランク・ランパード監督も見切りをつけたのか、第25節のレスター・シティ戦ではウィリー・カバジェロを先発に抜擢。これを受け、英紙『Mirror』をはじめとする英国メディアは、指揮官が守護神交代に向け、ニック・ポープ(バーンリー)やビセンテ・グアイタ(クリスタル・パレス)をリストアップしたと報じた。

 一体なぜ、ここまでケパのパフォーマンスは落ち込んだのか。スペイン紙『El Mundo』は理由の一つとして、「失恋」を指摘した。

「この一年における環境の変化がケパのパフォーマンス低下の理由だ。昨年に少年時代から一緒にいた幼馴染のアンドレア・ペレスとの9年間の交際が終わったことから、立ち直れていない。

 ビルバオを去った時に一緒にロンドンにやってきて以来、最愛の存在にして、心の拠り所でもあったアンドレアを失い、ケパは精神的なダメージを受け、酷く苦しんでいる。今はオランダに住む彼の両親が度々ロンドンにやってきてサポートしているが、それも気晴らしにはなっていない」

 不振を極めるケパを先発から外したランパードは、レスター戦の直後にこう語っている。

「ケパは正直な男だ。彼は我々のゴールを犠牲にし、ゴールを許したことを理解している。そして、自分が改善しなければいけないことも理解している」

 若き守護神は、立ち直るキッカケを掴めるのか。巻き返しに期待したいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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